神商、DX支援やスタートアップ協業支援も積極化 21年度の事業計画

 神戸商工会議所が発表した2021年度の事業計画案では、AI(人工知能)やIoT(センサーや道具をネット接続した常時監視・情報収集)も含めたデジタル技術の導入で事業を効率化するDX(デジタル・トランスフォーメーション)支援のほか、新技術などの社会実装をめざして起業したスタートアップと地元企業との協業支援などを積極化する方針を示した。新型コロナウイルスの感染拡大が打撃になった企業に対して事業継続支援を強...

バスケ西宮S、逆風は入場料収入の減少 「コロナとプロスポーツ」神商セミナー

 バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)西宮ストークスの運営会社に、個人で9割超を出資しているスマートバリューの渋谷順社長(写真)は24日、神戸商工会議所の神戸スポーツ産業懇話会が開いた第9回特別公開セミナーで講演し、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため「観客数は定員の4分の1ぐらいで運営しており、チケット収入が落ち込んでいる」と新型コロナが経営上の逆風になっている現状を明らかにした。現在の...

デンソーテンに「スポーツ振興賞」 関西広域連合と関経連、スポーツ応援企業

 関西広域連合と関西経済連合会は26日、スポーツを通じて社会貢献した企業を表彰する「第2回関西スポーツ応援企業」の表彰企業を発表した。神戸市内の会社では、デンソーテン(神戸市兵庫区)を「スポーツ振興賞」に選んだ。長年にわたり、障害者スポーツの普及、発展に向けた多面的な支援を続けている点などを評価した。大賞は1985年から「ちびっ子健康マラソン大会」などを開催しているスーパーチェーンのオークワ(和歌山市)...

兵庫県冷蔵倉庫協会が神戸市にマスクを寄付

 兵庫県冷蔵倉庫協会(神戸市中央区)は6日、神戸市にマスク1000枚を寄付した。同協会の中川亨会長(神戸中央冷蔵社長)が同日午後に神戸市役所を訪れ、久元喜造市長に手渡した。寄付したマスクは、神戸市内の医療機関で使用する。 兵庫県冷蔵倉庫協会は、1906年に結成した「神戸倉庫同業会」が前身。倉庫業の業界団体だ。神戸港や姫路港での事業者を中心に、約200社が加盟している。▽関連記事・P&G、兵庫県に国産マスク約10...

尾山アシックス会長、東京五輪「関係者は予定通り開催すると思っている」

 アシックスの尾山基会長CEO(最高経営責任者、写真)は4日、神戸商工会議所の記者会見に副会頭として出席し、今夏の東京五輪・パラリンピックについて「関係者は、わたしたちポンサーも含めて予定通り開催するだろうと思っている」との見通しを示した。新型コロナウイルス感染症対策で、無観客などの「何らかの規制、あるいはきつい規制が出てくると思う」という。だが箱根駅伝や大学ラグビーを開催した「年始のスポーツシー...

家次神商会頭、景気回復「キーポイントはワクチン」「上半期にはメド期待」

 神戸商工会議所の家次恒会頭(シスメックス会長件社長、写真)は4日に記者会見し、神戸での本格的な景気回復について「1つのキーポイントはワクチン」との見方を示した。家次会頭はワクチンについて「これまでは3密でも何でも『避ける』ということばかりだったが、(新型コロナと)戦う武器になる」と語った。「治療薬の開発も世界各地で進んでいる」とも指摘した。足元では「第3波が燃え盛っている」が、ワクチン接種の進展...

家次神商会頭、香港の金融センター代替「神戸は適している」 テレビ番組で

 神戸商工会議所の家次恒会頭(シスメックス会長兼社長、写真=資料)は、兵庫県域の地上波テレビ放送局であるサンテレビジョンで1日に放送した番組「新春座談会」で、アジアを代表する国際金融センターである香港の政情不安を受け、代替機能を日本に誘致する動きについて「神戸は適している」との見方を述べた。神戸にとっては新たな産業になる「金融センター」の誘致に前向きな姿勢を示した形だ。詳しい理由は述べなかったが、...

神戸同友会の代表幹事に服部みなと銀頭取 5月に吉井氏が任期満了

 神戸経済同友会は、みなと銀行(神戸市中央区)の服部博明頭取(写真=神戸経済同友会提供)が代表幹事に就任することが内定したと発表した。2021年5月21日に開催する定時総会で、正式に選任する予定だ。同日で2年の任期を終える吉井満隆代表幹事(バンドー化学社長)と交代する。 昨年5月に就任した富田健司代表幹事(川崎重工業顧問)は、引き続き2年目の任期を務める。 神戸経済同友会の代表幹事は2年の任期で2人が務...

神戸大職員のチームが優勝 第3回企業交流運動会、同僚と交流の契機にも

 神戸市の企業を中心とした企業や団体が参加した「第3回企業交流運動会 in KOBE」では、神戸大学の職員で構成する「Eチーム」が優勝した。神戸商工会議所の神戸スポーツ産業懇話会に参加する企業などで構成する実行委員会が、12日にテレビ会議システムを通じて開催した閉会式で発表した。11月9日から12月4日までの約1カ月間に、実際にスポーツに取り組んだ時間数をポイント化。1人あたりに換算してチームごとに競った。Eチ...

家次神商会頭「率直な気持ちとして残念」「高く評価」 知事退任表明でコメント

 神戸商工会議所の家次恒会頭(写真=資料)は11日、兵庫県の井戸敏三知事が現在の任期限りで退任する意向を表明したのを受けて、「強い指導力をもって県勢発展に尽くされてきただけに、このたびの退任表明については、率直な気持ちとして残念でならない」とコメントを発表した。「県内への企業誘致やインフラ整備、次世代産業・研究機関の集積促進などを通じて地域経済を一段高みに押し上げてこられた功績は、高く評価されるべき...

1カ月間のスポーツ時間数を競う 神戸の「企業交流運動会」がネットで開幕

 神戸商工会議所の神戸スポーツ産業懇話会に参加する企業などで構成する実行委員会は7日、2020年度の「企業交流運動会」の開会式を開催した。今回で第3回になる。今年は新型コロナウイルスの感染防止を目的にスタジアムなどに集まる従来の方法を改め、ネットを通じた開催に切り替えた。11月9日から12月4日までの約1カ月間に、実際にスポーツに取り組んだ時間数をポイント化。1人あたりに換算してチームごとに競う。結果は事...

神戸商工会議所、緊急事業「換気シミュレーション」の結果公開 旅館など5施設

 神戸商工会議所は、新型コロナウイルスに関する緊急事業として実施していた「神戸換気シミュレーション・プロジェクト」の結果を公開した。これまで中小規模の施設などでは、あまり実施してこなかった室内の気流のシミュレーションを通じて、感染防止に関する安全性などが確認できるかを検証する試みだ。シミュレーションした結果の動画を特設ホームページに掲載している。 公開したのは、神戸商工会議所の「神商ホール」「特別...

家次神商会頭「連携の悪さ、いまの兵庫・神戸にはない」 大阪都構想は否決

 神戸商業会議所の家次恒会頭(写真)は2日の定例記者会見で、1日の大阪市での住民投票で否決された大阪都構想に関連して「大阪で指摘されたような府と市の連携の連携の悪さは、いまの兵庫・神戸にはない」との認識を示した。「過去に軋轢(あつれき)があったようにも聞いているが、いまは井戸(敏三)知事と久元(喜造)市長がいい関係だと理解している」という。 一方で兵庫・神戸と大阪との関係について「大阪で働いている...

家次神商会頭、菅新内閣「実務遂行型の布陣を評価」 発足を歓迎

 神戸商工会議所の家次恒会頭(写真=資料)は16日、同日発足した菅義偉内閣を「歓迎する」とのコメントを発表した。主要な閣僚の再任に加え、閣僚経験者を多く起用したことで、喫緊の課題である「新型コロナウイルス対策をはじめ、切れ目のない政策運営に重点をおいた実務遂行型の布陣となったことを評価したい」と述べた。 家次氏は最も優先すべき課題は「感染症の影響を参照現に抑えながら、経済再生を押し進めること」と指摘...

神戸の企業交流運動会、第3回は「バーチャル版」で スポーツ時間数を競う

 神戸商工会議所の神戸スポーツ産業懇話会の参加企業などで構成する実行委員会は、2020年度の「企業交流運動会」を「バーチャル版」で開催する。開会式や表彰式はテレビ会議システムを使ってネット上で開く。チーム分けを発表する開会式の11月7日から12月4日までの約1カ月間に、実際にスポーツに取り組んだ時間数をポイント化してチームごとに競う。結果は事務局で集計し、12月12日の閉会式で発表する予定だ。(写真は1月に開...

家次神商会頭「従来の7〜8割の売上高に耐える経営体質に変革が必要」定例会見

 神戸商工会議所の家次恒会頭(シスメックス会長兼社長)は7日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの感染が懸念される現在の「ニューノーマル(新常態)においては、従来の7〜8割程度の売り上げ規模でも耐え抜く経営体質に変革していかなければならないと感じている」と、状況の厳しさを語った。足元の経済状況は「アルファベットのKの字の様相」といい、業種によって上向きと下向きに2極化しつつあると見方を示した。 業...

首相辞任 家次神商会頭「速やかに安定した新体制確立を」コメント発表

2020/08/28 19:50 見出しを一部改めました 神戸商工会議所の家次恒会頭(シスメックス会長兼社長、写真=資料)は28日、安倍晋三首相の辞意表明を受けて、「突然の辞意表明につき、大変驚いている」とのコメントを発表した。安倍氏の辞意には「健康上の理由による苦渋の決断とはいえ、新型コロナウイルス感染症により未曽有の事態に直面する最中に、辞任を表明されたことは残念と言わざるを得ない」と述べた。 そのうえで政府・...

家次神商会頭、スタートアップ拠点都市「国は大胆な支援策を」コメント発表

 神戸商工会議所の家次恒会頭(写真=資料)は14日、京阪神のスタートアップ(起業家)支援体制が政府の「スタートアップ・エコシステム・グローバル拠点都市」に選ばれたことについて「たいへん嬉しく思う」などと歓迎するコメントを発表した。今回の政府の選定については「京阪神の取り組みに対する高い評価の表れ」との見方を示したうえで、スタートアップ育成に加えて「地域経済の活性化、さらには日本経済の再生という大きな...

国内消費の回復は鈍く、中国回復は実感も 神戸商工会議所の副会頭6人が語る

 6日に開いた神戸商工会議所の定例記者会見では、6人の副会頭がそれぞれ足元の事業の状況などを語った。政府による新型コロナウイルスの緊急事態宣言は解除されたが、総じて国内消費の回復は鈍いとみている。特に観光分野では感染が再拡大する「第2波」への懸念で先行き不透明感が強い。一方で、すでに経済指標などに表れている中国経済の回復には、実感が伴っているようだ。 小泉製麻会長の植村武雄副会頭は、同社の経営に対...

家次神商会頭、神戸空港「先行き悲観はしていない」 コロナで便数・利用客減も

 神戸商工会議所の家次恒会頭(シスメックス会長兼社長、写真)は6日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの影響で利用客の減少が目立つ神戸空港について「先行き悲観はしていない」と述べ、航空需要の回復に期待感を示した。「サイズが小さい神戸空港は、いまは大変だがリカバリー(回復)できる」とみる。より厳しい状況にある国際線が就航していないこともあり、国内経済が正常化に迎えば利用客も回復するとの見通しという。...

中小同友会の藤岡代表理事「コロナの影響は2〜3年か」 資金繰り対策に一定成果

 兵庫県中小企業家同友会の藤岡義己代表理事(イーエスプランニング=神戸市中央区=代表取締役、写真右)は29日、久元喜造神戸市長との意見交換後に記者らの取材に応じ、会員企業の間では「新型コロナウイルスの影響は2〜3年続くとの見方が最も多く、本格的に経営を組み換えていかないと(今回のショックを)吸収できない」との認識を示し、久元市長にも伝えたと明らかにした。事態の変化に応じて、経営者らも新たな工夫を取り...

家次神商会頭、緊急事態解除「マインド変えていかなくては」 市長との意見交換

 神戸商工会議所の家次恒会頭(シスメックス会長兼社長、写真右)は25日午後、神戸市の久元喜造市長(同左)との意見交換会の終了後に記者らの取材に応じ、新型コロナウイルスの緊急事態が全国で解除されることについて「マインド(気持ち)を変えていかなくては」と話した。「日本人は自粛が好きだが、店を開けられるのだから、それなりの行動を取れるということ」と述べ、個人消費の活性化にはきっかけが必要との見方を示した。...

神戸同友会、国際会議誘致に「ハイブリッド会議」を提案 市長との意見交換会で

 神戸経済同友会は25日午前に神戸市役所で開いた、神戸市の久元喜造市長(写真左)との意見交換会で、「ハイブリッド会議」を提案した。会議の出席者が100人超と自粛を求められる規模になる場合に、テレビ会議システムを併用する。新型コロナウイルスの感染拡大で大きな影響を受けた観光業、特に国際会議などの誘致に役立てるよう求めた。同友会からは代表幹事の吉井満隆氏(バンドー化学社長、写真中)、富田健司氏(川崎重工業...

神戸同友会の富田・新代表幹事「外から神戸を見た経験も役立てたい」

 神戸経済同友会の代表幹事に22日付で就任した川崎重工業取締役(顧問に就任予定)の富田健司氏(写真)は、同日の記者会見で「先輩が活性化された会を引き継ぐことで重責を感じており、身の引き締まる思い」と述べ、財界活動への意気込みを語った。一方で、川重では財務経理やIR(投資家向け広報)などを取り仕切る副社長も務め、3月までは東京駐在。「まだ神戸に帰ってきたばかりで、これから猛勉強する」という。そうした中...

神戸同友会、コロナ後にらむ「観光」テーマに政策提言へ 20年度活動方針

 神戸経済同友会は22日、2020年度の活動方針を発表し、「観光」をテーマに政策提言の作成をめざすことを明らかにした。新型コロナウイルスの影響が収束した後に、個人消費が回復する象徴として兵庫・神戸のにぎわいを作り出す方策を探る。来年開催する生涯スポーツの祭典「ワールドマスターズゲームズ2021関西」や、25年の大阪・関西万博を控えて「選ばれる兵庫」をめざす。 記者会見した吉井満隆代表幹事(バンドー化学社長、写...

家次神商会頭「正常化に向けた大きな前進」 緊急事態宣言の解除で

 神戸商工会議所の家次恒会頭(シスメックス会長兼社長)は21日付でコメントを発表し、政府が大阪府、京都府、兵庫県の新型コロナウイルスの緊急事態宣言を同日解除したことについて「経済活動の正常化に向けた大きな前進」と評価した。足元で地域経済は「困窮を極めており」「経営危機からの脱却の道を探る厳しい局面が続く」と指摘。そうした中で緊急事態宣言の解除で「ようやく先が開けたとの思い」という。 今後の地域経済に...

神戸商工会議所が新型コロナ「特設サイト」 支援策や独自施策などまとめ

 神戸商工会議所は同会議所のホームページ内に「特設サイト」を開設し、新型コロナウイルスに関する支援策や、神商独自の施策などをまとめて紹介している。神商の会員企業を支援する取り組みの一環だが、閲覧にパスワードなどは不要で、誰でも利用できる。国、県、市や政府系金融機関など、実施主体を問わずに情報を掲載しており、幅広い情報収集に活用できそうだ。 特設サイトでは、国、県、市による給付金の相談窓口や、同会議...

家次神商会頭、新型コロナで企業「かつてない窮地」「震災とはまったく異質」

 神戸商工会議所の家次恒会頭(写真)は11日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大で神戸の企業は「かつてない窮地に立たされている」との認識を示した。神戸経済は1995年の阪神淡路大震災を経験したが、「日本中、世界中でほぼ経済活動が止まるという、震災とは全く異質」の影響を受けたと強調。場合によっては「(2008年の)リーマンショックより大きな打撃になる可能性もある」と話した。 神商が実施した会員企業を...

神戸の企業、雇用調整「必要」が37.4% 神戸商工会議所調べ

 神戸商工会議所が実施した「新型コロナウイルス感染拡大の影響に関する緊急調査」によると、回答した企業の37.4%(61社)が雇用調整について「必要がある、必要性を感じている」と回答した。新型コロナの緊急事態宣言などを背景に物やサービスの需要が後退し、雇用に影響する可能性が高まっていることが明らかになった。特に接客サービス業で、雇用調整の必要性を感じている経営者が多い。 調査は神戸商工会議所の会員企業326...

家次神商会頭「チャレンジ精神と社会貢献の創業DNA」 立石氏死去でコメント

 神戸商工会議所の家次恒会頭(シスメックス会長兼社長)は21日、オムロン元社長の立石義雄・京都商工会議所名誉会頭が死去したのを受けてコメントを発表した。家次氏は「京都財界のリーダーとして長年活躍された立石さんが逝去されたことは、誠に痛恨の極み」と悼んだ。 家次氏は、立石氏を「チャレンジ精神と社会に貢献する創業DNAを誰よりも大切にし、名実ともに京都そして日本を代表する企業人として活躍された」とたたえ...

新型コロナ、企業の7割超が「影響出ている」 神戸商工会議所がアンケート調査

 神戸商工会議所が17日までにまとめた会員企業向けのアンケート調査によると、回答した企業の7割超が新型コロナウイルスの感染拡大などで事業活動に「影響が出ている」と感じていることが分かった。新型コロナの影響が「今後生じる懸念がある」も含めると全数近くの96.3%が、影響を受ける計算になる。感染拡大を防ぐ目的で外出を控える傾向などが長引けば、神戸経済に対する深刻な打撃になる可能性を示す結果になった。 調査は...

家次神商会頭「新型コロナ後の反転攻勢に公共投資を」 空港ターミナル拡張も

 神戸商工会議所の家次恒会頭(シスメックス会長兼社長)は17日に開いた、神戸市の久元喜造市長らとの意見交換後に記者団の取材に応じ、観光業だけでなく建設業や製造業など幅広い業種に影響が出ていることを説明したとを明らかにした。そのうえで3月期末の接近を受けて、現金収支が悪化した「中小企業の資金繰りにきちんと対処する必要がある」と指摘。実際に足元で「商工会議所が取り扱っている制度融資の申し込みが、どんどん...

神商が20年度の事業計画 家次会頭「次なるステージを一層具体化」

 神戸商工会議所は2日に開催した常議員会で、2020年度の事業計画を承認した。神戸市や兵庫県が三宮、県庁周辺などの再開発を進める中で、さらなる神戸の発展に向けた都市計画案を経済界として発信する。同時に、人手不足など雇用問題を中心にとして環境の変化する中小企業を支援も強化する。家次恒会頭(シスメックス会長兼社長)が常議員会後に開催した定例記者会見で発表し、「阪神淡路大震災から25年が経過し、次なるステージ...

家次神商会頭、新型コロナ「業種を問わず影響が広がる傾向」 定例会見

 神戸商工会議所の家次恒会頭(シスメックス会長兼社長、写真)は2日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大について「業種、業態を問わずに影響の範囲が広がる傾向にある」との認識を示し、景気悪化への警戒感を示した。「終息の時期が不透明であることから、企業業績の落ち込みや地域経済へのさらなる悪影響が懸念される」という。神商としては「行政施策に関する情報提供や、経営相談等、地元中小企業へのサポートに...

「社長に逆らえない」が招いた破綻 元スカイマーク社長の西久保氏が神戸で講演

 スカイマークは2012年3月期に単独経常利益が157億円と、3期連続で最高益を更新した。「しかし、破綻する原因は、このときから始まったような気がします--」。こう話すのは、2004年1月から、経営破綻した15年1月までスカイマークの社長を務めた西久保慎一氏(写真)だ。西久保氏は18日に、神戸経済同友会の企業価値向上委員会が神戸市内で開催した講演会で講師を務め、「創業・上場・破綻」をテーマに話した。初めての会社...

家次神商会頭、太田氏死去「誠に痛恨の極み」「震災復興に心血」コメント発表

 神戸商工会議所の家次恒会頭(シスメックス会長兼社長)は20日、ノーリツの創業者である太田敏郎名誉会長の死去について「地元財界の重鎮として信望を集めた太田さんが逝去されたことは、誠に痛恨の極み」と、追悼するコメントを発表した。太田氏は神戸商工会議所で1994年11月から10年間に副会頭を務めたほか、2003年12年から約1年の間は会頭代行に就いた。 家次氏は太田氏を「戦後の神戸の代表する起業家・企業人」と高く評価...

神戸同友会の代表幹事に富田・川重副社長 中尾氏が任期満了で

 神戸経済同友会は10日に開いた理事会で、川崎重工業の富田健司副社長執行役員(写真=神戸経済同友会提供)が新たな代表幹事に内定したと発表した。5月22日に開催する定時総会で、正式に選任する予定だ。同日の記者会見も予定する。2年の任期満了で代表幹事を退任する、神戸土地建物の中尾一彦社長と交代する。 昨年5月に代表幹事に就いたバンドー化学の吉井満隆社長は、引き続き2年目の任期を務める。 神戸経済同友会は19...

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