(解説)新型コロナ、東京一極集中の流れ変えるか テレワークや動画の活用進む

 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ目的で、ビジネスの現場でも人と直接会うのを避けて「テレワーク」を活用する機会が増えている。アナリストや報道機関向けに開催する、企業の業績や事業計画などの説明会も動画のライブ(同時)配信に切り替える動きが広がった。多くの人を密集させないためだ。さらに東京都が住民の外出や、他府県住民の東京訪問を自粛するよう求めた。かねてリスクと指摘されてきた東京一極集中が、緩やかに...

(解説)2020年12月期、厳しい業績見通し相次ぐ さらに新型肺炎が逆風か

 14日に出そろった神戸に本社を置く上場会社の2020年12月期予想では、厳しい見通しが相次いだ。該当する5社のうち2社が最終赤字、2社が大幅減益の見通しだ。利益が急増する見通しの住友ゴム工業も利益の伸びの大半は、前期に海外資産などを減損処理した反動だ。国内外の景気に不透明さがつきまとう中で、各社とも自社製品の需要を慎重に見積もる。さらに肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの影響が、収益に影響する可能性も懸...

(解説)神戸市、災害時の物資供給協定が30社に 震災の教訓受けて社数増

 阪神淡路大震災から25年になる17日は、災害が発生したときの民間企業の社会貢献についても、改めて考える機会になるだろう。神戸市は10日、神戸市内に「西友新長田店」を構えるスーパー大手の西友(東京都北区)と、神戸市内にスーパー8店舗を展開する万代(大阪府東大阪市)とのそれぞれの間で、災害時に食品を含む物資の供給を受けられる協定を結んだと発表。これで神戸市が同様の目的で協定を結んだのは30社・団体に増えた。...

(解説)論点2020・下 須磨水族園、志の低さは集客・人口にどう響く?

 神戸市は事業者の提案がそのまま実現するわけではないというが、2024年春をめざして実施する神戸市立須磨海浜水族園(神戸市須磨区)のリニューアル計画は「志(こころざし)が低い」と評価せざるを得ない。集客のためには「目玉」が必要で、これまで神戸で見られなかったダイナミックなシャチのショーを持ってくるというのは、興行的には理解できなくもない。しかし歴史的経緯を踏まえると、水族園の利用者や納税者が期待してい...

(解説)論点2020・中 スタートアップ支援、金融市場の環境変化で正念場か

 スタートアップ(ベンチャーファンドなどの支援を受けて急成長を目指す起業家)への支援が世界で活発になった背景には、先進国の低金利がある。日米欧そろって中央銀行による政策金利がほぼゼロという事態が長期化したことで、従来の債券投資では利回りが確保できなくなったということが大きい。株式と債券以外に投資する「オルタナティブ投資」の一環として、ベンチャーファンド(ベンチャーキャピタルとも)にグローバル投資家...

(解説)論点2020・上 神戸空港アクセス、鉄道を敷設できる場所は限られる

 2020年の神戸では、神戸空港のアクセス強化を巡る議論が活発になりそうだ。神戸商工会議所は19年9月に神戸市に伝えた「神戸市政に対する要望」で、最重点要望項目のトップに「関西3空港懇談会の合意に基づく神戸空港の機能強化と空港アクセスの改善」を掲げた。「地下鉄を含む新たな鉄軌道」の整備を求めたのが特徴。現在のポートライナーだけでは物足りないうえ、山陽新幹線の新神戸駅と神戸空港の結節がカギになるとした。神...

(解説)東京五輪の2020年、今年のうちに神戸で必要なことは 年頭に

東京・オリンピックパークと国立競技場 東京五輪・パラリンピックを開催する2020年が始まった。ゴールデン・スポーツイヤーズと呼ばれる3年間の2年目だ。神戸に本拠地を置くスポーツ用品メーカーといえば、まず名前が挙がるアシックス。東京五輪の組織委員会とは「ゴールドパートナー」の契約を結ぶ上位スポンサーの一角を占める。住友ゴム工業は、ダンロップのブランドでテニスボールなどを提供する。世界的にも発信力の高いス...

(解説)神戸のブランド力、源泉は「交通」ということ 問題意識どう表現?

 アパレルや洋菓子など「衣・食・住・遊」に関する生活文化産業の業界団体である神戸ファッション協会(神戸市中央区)が「ファッション都市」の再定義に乗り出している。1973年の神戸ファッション都市宣言から半世紀を目前に、改めて神戸の魅力、神戸ブランドとは何かを問い直す試みだ。神戸財界では、神戸が往時の勢いを失った理由が、おおむね「新しい物事に触れる窓口としての港湾の優位性低下」であるとの共通理解ができつつ...

(用語解説)東京モーターショー 自動車見本市から変化めざす、2年に1度開催

■東京モーターショー 東京ビッグサイト(東京都江東区)を中心に開催する自動車の国際見本市。日本自動車工業会が主催する。1954年に第1回を開催し、世界5大モーターショーの1つとされる。毎年開催された時期もあったが、2009年から再び2年に1回の開催になっている。 国内外の自動車メーカーにとって新車や新技術の発表の場。ただ、近年では自動車の電動化などを背景に、異業種による移動手段に関する展示も目立つ。自動車...

(解説)ネコノミクス最前線は「共生」めざす 神戸市で初の動物愛護フェス

 神戸市の動物愛護協会などで構成する実行委が22日に、しあわせの村(神戸市北区)で開催する「第1回動物愛護フェスティバル」は、協賛企業だけでも22社と多くの民間企業が関わっているのが特徴だ。これらの多くは動物愛護活動への協力を単なる社会貢献にとどめず、同時に事業機会の拡大につなげたいと考えているようだ。こうした企業の収益拡大は、さらなる動物愛護活動の継続につながる。神戸はネコとの共生を全国に先駆けて条...

(解説)神戸の企業もLGBT対応が進む 社内の「多様性」重視が浸透へ

 神戸市に立地する企業の間でも「LGBT」と呼ばれる性的少数者への対応が進んでいる。アシックスは、LGBTの人が働きやすい企業か評価する「PRIDE指標」で国内のスポーツ会社では初の最上位「ゴールド」の格付けを得たほか、川崎重工業も2年連続ゴールド。一方で、米系製薬大手の日本イーライリリーは「配偶者」を法的な婚姻関係にとらわれず、社内ルールでのみ認識するよう制度変更するなど先を行く。すでに生命保険...

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Author:神戸経済ニュース
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