家次神商会頭、緊急事態解除「マインド変えていかなくては」 市長との意見交換

20200525神戸市神商会合

 神戸商工会議所の家次恒会頭(シスメックス会長兼社長、写真右)は25日午後、神戸市の久元喜造市長(同左)との意見交換会の終了後に記者らの取材に応じ、新型コロナウイルスの緊急事態が全国で解除されることについて「マインド(気持ち)を変えていかなくては」と話した。「日本人は自粛が好きだが、店を開けられるのだから、それなりの行動を取れるということ」と述べ、個人消費の活性化にはきっかけが必要との見方を示した。「お客さんが戻ってくるというのが中小企業は最も助かる」と強調した。

 足元の景気は「阪神淡路大震災やリーマンショックを経験したが、それよりもずっと厳しいと思う」「いつ終わるか分からず、先が見えない」との認識を示した。ただ、「どのように(新たな)需要を生むかというのが大事」と指摘。「インバウンド(訪日客)は時間がかかりそうだが、(店舗を)利用をしていただく、お金を使っていただくということでないと経済は回らない」と語った。

 一方で神戸市の施策については、「国に先駆けて家賃補助のシステムも作っていただいて、きめ細かく対応していただいたのは地元として非常にありがたい」と話した。そのうえで「いま中小企業が最も困っているのはキャッシュ(現金不足)だ」と指摘し、行政の施策にはスピード感が重要であることを改めて強調した。3月の意見交換会で強調していた「反転攻勢」については、「(再び感染が拡大する)第2波への懸念もあるので段階的に(経済活動を)やっていくのがいい」と話した。

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