神戸税関、23年に知的財産侵害27件を差し止め 中国仕出しが8割

【神戸経済ニュース】神戸税関は、2023年に輸入を差し止めた知的財産侵害物品が申告数ベースで27件、物品数ベースで1561点だったと発表した。21年は18件、3005点だった。23年に差し止めた27件のうち17件(532点)が商標権の侵害だった。意匠権の侵害が7件(934件)、特許権侵害が3件(79点)、著作権侵害が2件(16点)だった。米国のアウトドアブランドを偽った衣料品や、英国発祥のメーカーを偽った家電などを差し止めた。 品...

神戸空港、2月の旅客数5%増 速報値27万6459人

【神戸経済ニュース】関西3空港の運営会社である関西エアポートが発表した2月の神戸空港旅客者数(速報値)は、前年同月比5%増の26万6459人だった。発着回数は3%減の2680回。 数値は関西国際空港が航空各社から入手した数値を集計した。25日前後に発表する数値とは異なる場合がある。▽関連記事・神戸空港、1月の旅客数は前年比3%増の26万0577人 2カ月ぶり前年比増 (2024/02/26)・神戸空港、12月の旅客数は前年比3%減...

2月の兵庫県倒産件数、17件増の48件 負債総額34億円・帝国データ

【神戸経済ニュース】帝国データバンク神戸支店(神戸市中央区)がまとめた2月の兵庫県倒産件数(負債額1000万円以上の法的整理)は48件と、前年同月に比べて17件増加した。負債総額は34億3000万円で、前年同月(26億2200万円)から増加した。負債総額の前年比増は3カ月連続。 業種別の内訳は小売業が20件と最も多かった。サービス業が13件、卸売業が5件と続いた。倒産要因別では不況型倒産が44件(44件すべて販売不振)だった...

神戸港、11月のコンテナ総取扱個数3.8%減 輸出入コンテナ2カ月連続で減少

【神戸経済ニュース】神戸市が7日に発表した2023年11月の神戸港の統計によると、同月の神戸港コンテナ総取扱個数は前年同月比3.8%減の23万7010個(20フィートコンテナ換算)だった。2カ月連続で前年同月を下回った。 輸出コンテナは6.1%減、輸入コンテナも4.0%減と、いずれも2カ月連続で減少した。 神戸税関が発表した23年11月の貿易統計では、神戸港を通じた輸出入総額が前年同月比5.7%減の1兆0402億円と、7カ月連続で...

1月の兵庫県有効求人倍率は1.02倍に上昇 「持ち直しの動きやや弱さ」据え置き

【神戸経済ニュース】厚生労働省の兵庫労働局が1日に発表した1月の兵庫県内の有効求人倍率(季節調整値)は、前月から0.01ポイント上昇の1.02倍だった。運輸業や金融業などで新規の求人が増えた。ただ兵庫労働局は雇用情勢として新たな動きは出ていないと判断。「持ち直しの動きにやや弱さがみられる」との見方を12カ月連続で示した。「物価上昇等が雇用に与える影響に引き続き注意する必要がある」との見方も維持した。 有効求...

日経平均続落、終値は3万9166円 前日比41円安

【神戸経済ニュース】29日の東京株式市場では日経平均株価が続落した。終値は前日比41円84銭安(-0.11%)の3万9166円19銭だった。東証株価指数(TOPIX)は反発した。▽株式関連コンテンツ・神戸経済ニュース「業績・株式」記事一覧・メールマガジン「今日の株式相場」(まぐまぐ)・メールマガジン「<無料版>今日の相場」(まぐまぐ)・神戸経済ニュース相場班(twitter) 神戸経済ニュース<トップ>...

12月の兵庫県一致指数、3カ月連続で低下 基調判断「下げ止まり」を据え置き

【神戸経済ニュース】兵庫県が29日に発表した2023年12月の兵庫県景気動向指数(兵庫CI、2015年=100)は、景気の現状を示す一致指数が前月比0.4ポイント低下の86.2だった。3カ月連続で低下した。兵庫県は同指数の動きによって判断する景気の基調判断を据え置き、「下げ止まりを示している」との見方を2カ月連続で示した。 一致指数の低下は、着工建築物床面積や百貨店・スーパー販売額の減少、機械工業生産指数の低下などが響...

1月の神戸市消費者物価、前年比2.0%上昇 電気代とガス代は20%超下落

【神戸経済ニュース】総務省が27日に発表した1月の神戸市消費者物価指数(CPI、2020年=100)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比で2.0%上昇の105.6になった。宿泊料や旅行代金、習いごとの月謝などが含まれる「教養娯楽サービス」が5.3%上昇、「被覆および履物」が4.5%上昇と目立った。一方で「電気代」は22.7%下落、「ガス代」は20.8%下落とそろって2割超の大幅な下げだった。 10大費目別の指数を前年同期比でみると...

神戸空港、1月の旅客数は前年比3%増の26万0577人 2カ月ぶり前年比増

【神戸経済ニュース】空港運営会社の関西エアポートグループが26日に発表した1月の神戸空港旅客数は、前年同月比3%増の26万0577人だった。2カ月ぶりに前年同月を上回った。新千歳便や鹿児島便、長崎便、茨城便、那覇便などの旅客数が前年同月を上回り、全体を押し上げた。運航日数を減らした青森便や花巻便の旅客数が減少したのを補った。利用率(提供座席数に対する有料旅客数の比率)は70%と前年同月をやや上回った。 路線...

1月の神戸港、輸出入総額が9カ月連続で前年比減 対中輸出は同月で最高

【神戸経済ニュース】神戸税関が21日に発表した1月の貿易統計(速報)によると、神戸港を通じた輸出入総額は前年同月比3.5%減の8480億円だった。9カ月連続で前年同月を下回った。輸入は9カ月連続で前年比減、一方で輸出は4カ月ぶりに前年同月を上回り、1月としては過去最高を記録した。半導体等製造装置やプラスチックなどで、対中輸出が大幅に増えたのが寄与したとみられる。 輸出額は前年比5.0%増の4969億円だった。「半...

1月の神戸市部マンション発売戸数10戸 前年比11.1%増・契約率90.0%

【神戸経済ニュース】不動産経済研究所(東京都新宿区)が20日に発表した1月の近畿圏新築分譲マンション市場動向によると、神戸市部のマンション発売戸数は前年同月比11.1%増の10戸だった。発売月内に契約にたどりついた戸数の割合を示す契約率は90.0%になった。マンション販売が好調であることの目安になる契約率70%を3カ月ぶりに上回った。 神戸市部の平均価格は5435万円、1平方メートル当たりの分譲単価は71.1万円だった...

23年12月の兵庫鉱工業生産が3カ月ぶり上昇 基調判断も「横ばい」据え置き

【神戸経済ニュース】兵庫県が20日に発表した2023年12月の鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み)速報値は前月から横ばいの91.9だった。3カ月ぶりの上昇。指数の3カ月移動平均からみた生産活動の基調判断は据え置き、「横ばい傾向となっている」との見方を6カ月連続で示した。 主要9業種の生産指数のうち上昇は6業種だった。指数に占めるウエートが最も大きい「電気・情報通信機械工業」、次に大きい「化学工業」、3...

1月の兵庫県倒産件数、14件増の49件 負債総額26億円・帝国データ

【神戸経済ニュース】帝国データバンク神戸支店(神戸市中央区)がまとめた1月の兵庫県倒産件数(負債額1000万円以上の法的整理)は49件と、前年同月に比べて14件増加した。負債総額は26億2200万円で、前年同月(14億5400万円)から増加した。負債総額の前年比増は2カ月連続。 業種別の内訳はサービス業が16件と最も多かった。建設業が15件、小売業が9件、卸売業が7件と続いた。倒産要因別では不況型倒産が48件(いずれも販売...

神戸空港、1月の旅客数3%増 速報値26万0577人

【神戸経済ニュース】関西3空港の運営会社である関西エアポートが発表した1月の神戸空港旅客者数(速報値)は、前年同月比3%増の26万0577人だった。発着回数は2%減の2743回。 数値は関西国際空港が航空各社から入手した数値を集計した。25日前後に発表する数値とは異なる場合がある。▽関連記事・神戸空港、12月の旅客数は前年比3%減の27万人 年間では最高343万人 (2024/01/25)・神戸空港、11月の旅客数は前年比1%増の2...

11月の兵庫県一致指数、2カ月連続で低下 基調判断「下げ止まり」に上方修正

【神戸経済ニュース】兵庫県が31日に発表した2023年11月の兵庫県景気動向指数(兵庫CI、2015年=100)は、景気の現状を示す一致指数が前月比微減の87.0だった。2カ月連続で低下した。兵庫県は同指数の動きによって判断する景気の基調判断を「下げ止まりを示している」とし、前月まで3カ月続いた「悪化を示している」から上方修正した。 一致指数の低下は、着工建築物床面積の減少や、企業収益率の悪化が影響した。半面、労働...

12月の兵庫県有効求人倍率は1.04倍に上昇 「持ち直しの動きやや弱さ」据え置き

【神戸経済ニュース】厚生労働省の兵庫労働局が30日に発表した2023年12月の兵庫県内の有効求人倍率(季節調整値)は、前月から0.01ポイント上昇の1.04倍だった。足元では飲食店や社会福祉・介護などで新規の求人が増えた。ただ傾向として新たな数値の動きは見て取れず、兵庫労働局は足元の雇用情勢に大きな変化はないと、情勢判断を据え置き。「持ち直しの動きにやや弱さがみられる」との見方を11カ月連続で示した。「物価上昇等が...

23年の神戸市部マンション発売35.5%減、価格は27.5%上昇 12月は60%減

【神戸経済ニュース】不動産経済研究所(東京都新宿区)が発表した2023年通年の近畿圏マンション市場動向によると、神戸市部のマンション発売戸数は22年に比べ35.5%減の971戸だった。発売月内に契約までたどり着いた戸数の割合を示す「契約率」は63.4%と22年に比べて3.8%上昇したが、マンション販売が好調であることの目安になる70%には届かなかった。 神戸市部の平均価格は前年比27.5%上昇の4958万円、1平方メートルあたり...

神戸空港、12月の旅客数は前年比3%減の27万人 年間では最高343万人

【神戸経済ニュース】空港運営会社の関西エアポートグループが25日に発表した2023年12月の神戸空港旅客数は、前年同月比3%減の27万0485人だった。21カ月ぶりに前年同月を下回った。旅客数が先行して回復した路線では回復が一巡。羽田便や那覇便など前年同月をやや下回る路線もあった。利用率(提供座席数に対する有料旅客数の比率)は72%と前年同月並みだった。 路線別の有料旅客数は羽田便が3%減の7万6490人、那覇便は4%...

23年の神戸港、輸出入総額3年連続で最高 為替レート年平均が33年ぶり円安

【神戸経済ニュース】神戸税関が24日に発表した2023年の貿易統計によると、神戸港を通じた輸出入の総額は前年比1.2%増の12兆2047億円と、3年連続で過去最高を更新した。「建設用・鉱山用機械」「半導体等製造装置」「原動機」と神戸港で主力の輸出品目が、そろって過去最高の輸出額を記録。石炭価格の下落で「鉱物製燃料」の輸入額が大幅に減少するなど、国際資源価格の下落で輸入額が減少したのを補った。年平均の為替レートが...

神戸港、10月のコンテナ総取扱個数9.1%減 輸出入コンテナ2カ月ぶり減少

【神戸経済ニュース】神戸市が23日に発表した2023年10月の神戸港の統計によると、同月の神戸港コンテナ総取扱個数は前年同月比9.1%減の23万0803個(20フィートコンテナ換算)だった。2カ月ぶりに前年同月を下回った。 輸出コンテナは13.0%減と2カ月ぶりに前年比減、輸入コンテナも9.5%減と2カ月ぶりに減少した。 神戸税関が発表した23年10月の貿易統計では、神戸港を通じた輸出入総額が前年同月比6.7%減の1兆0516億円だ...

23年の神戸港、輸出入総額が3年連続で過去最高 1.2%増の12兆2047億円

【神戸経済ニュース】神戸税関が24日に発表した2023年の貿易統計によると、神戸港を通じた輸出入の総額は前年比1.2%増の12兆2047億円と、21年から3年連続で過去最高を更新した。米国向けの「建設用・鉱山用機械」や、中国向けの半導体製造装置などが伸び、貿易額を押し上げた。石炭価格の下落などで輸入額が減少したのを補った。秋口には円相場が下落して一時1ドル=150円を上回る円安・ドル高になりったことで、円建ての輸出入...

23年11月の兵庫鉱工業生産が横ばい 基調判断も「横ばい」を据え置き

【神戸経済ニュース】兵庫県が23日に発表した2023年11月の鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み)速報値は前月から横ばいの90.9だった。指数の3カ月移動平均からみた生産活動の基調判断は据え置き、「横ばい傾向となっている」との見方を5カ月連続で示した。 主要9業種の生産指数のうち上昇は5業種だった。指数に占めるウエートが3番目に大きい「食料品工業」が0.3%増と小幅ながら上昇。このほか「生産用機械工業」が...

12月の神戸市消費者物価、前年比2.8%上昇 年平均は42年ぶり3.2%上昇

【神戸経済ニュース】総務省が19日に発表した2023年12月の神戸市消費者物価指数(CPI、2020年=100)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比で2.8%上昇の105.7になった。宿泊料や旅行代金、習いごとの月謝などが含まれる「教養娯楽サービス」が9.8%上昇、「書籍・他の印刷物」が7.2%上昇と高かった。一方で「教養娯楽用耐久財」は0.2%下落した。「電気代」は22.1%下落、「ガス代」は17.4%下落と大幅な下げが続いた。 10大費...

2023年の兵庫県倒産件数、10年ぶり高水準 62%増の503件・帝国データ

【神戸経済ニュース】信用調査会社「帝国データバンク」(東京都港区)の神戸支店がまとめた2023年1〜12月の兵庫県内の企業倒産状況(負債総額1000万円以上の法的整理)によると、倒産件数は前年比62%増の503件だった。13年の519件以来、10年ぶりの高水準になった。負債総額は16.6倍の6910億円と、過去10年で最大になった。実質無利子・無担保の「ゼロゼロ融資」の返済が本格的に始まった影響や、物価高、人手不足などの要因が重...

神戸空港、12月の旅客数3%減 速報値27万0485人・21カ月ぶり前年比減

【神戸経済ニュース】関西3空港の運営会社である関西エアポートが12日に発表した2023年12月の神戸空港旅客者数(速報値)は、前年同月比3%減の27万0485人だった。旅客数が前年同月を下回るのは22年3月以来、21カ月ぶりになる。発着回数は6%減の2887回。 数値は関西国際空港が航空各社から入手した数値を集計した。25日前後に発表する数値とは異なる場合がある。▽関連記事・神戸空港、11月の旅客数は前年比1%増の28万人 ...

7〜9月期の兵庫県、実質GDP1.5%増 年率5.9%増・外需等が寄与で

【神戸経済ニュース】兵庫県が28日に発表した7〜9月期の県内総生産(GDP、季節調整済み)は、物価変動の影響を除く実質(2015年基準)が4〜6月期との比較で1.5%増加した。年率換算では5.9%増と大きな増加になった。4四半期連続のプラス成長。外需などを示す「純移出等」が2兆6100億円と、前の四半期の2兆2300円億円から増加したことなど寄与した。企業の設備投資の減少などを補った。 支出の項目別に見ると、主に個人...

10月の兵庫県一致指数、2カ月ぶり低下 基調判断「悪化」を据え置き

【神戸経済ニュース】兵庫県が28日に発表した10月の兵庫県景気動向指数(兵庫CI、2015年=100)は、景気の現状を示す一致指数が前月比微減の86.5だった。2カ月ぶりに低下した。足元で生産が減少傾向になったのを映した。兵庫県は同指数の動きによって判断する景気の基調判断を据え置き、3カ月連続で「悪化を示している」とした。 一致指数の低下は、輸出通関実績の減少、労働投入量指数の低下、企業収益率の低下などが響いた...

11月の兵庫県有効求人倍率は横ばい1.03倍 「持ち直しの動きやや弱さ」据え置き

【神戸経済ニュース】厚生労働省の兵庫労働局が26日に発表した11月の兵庫県内の有効求人倍率(季節調整値)は、前月から横ばいの1.03倍だった。景気の先行き不透明感から雇用が多い製造業で、人手不足でも新たに従業員を採用するには慎重な動きが続いている。一方で冬場の温泉・カニの季節に向けて宿泊施設の求人が高水準で推移した。兵庫労働局は足元の雇用情勢に大きな変化はないとみて、情勢判断を据え置き。「持ち直しの動きに...

神戸空港、11月の旅客数は前年比1%増の28万人 羽田便・那覇便やや前年下回る

【神戸経済ニュース】空港運営会社の関西エアポートグループが25日に発表した2023年11月の神戸空港旅客数は、前年同月比1%増の28万9069人だった。航空需要の回復は継続する流れだが、旅客数が先行して回復した主力路線では回復が一巡。羽田便など前年同月をやや下回る路線もあった。利用率(提供座席数に対する有料旅客数の比率)は78%と前年同月(77%)からやや上昇した。 路線別の有料旅客数は長崎便が前年同月比14%増の2...

神戸港、9月のコンテナ総取扱個数9.6%増 輸出入コンテナ6カ月ぶり増加

【神戸経済ニュース】神戸市が22日に発表した9月の神戸港の統計によると、同月の神戸港コンテナ総取扱個数は前年同月比9.6%増の25万5721個(20フィートコンテナ換算)だった。4カ月ぶりに前年同月を上回った。 輸出コンテナは10.2%増と6カ月ぶりに前年比増、輸入コンテナも5.9%増と6カ月ぶりに増加と、外貿コンテナの減少が一服した。 神戸税関が発表した9月の貿易統計では、「建設用・鉱山用機械」や「有機化合物」など...

11月の神戸市消費者物価、前年比2.7%上昇 家庭用耐久材が22カ月ぶり下落

【神戸経済ニュース】総務省が22日に発表した11月の神戸市消費者物価指数(CPI、2020年=100)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比で2.7%上昇の105.6になった。2月以来9カ月ぶりに上昇率が3%を下回った。ティッシュペーパーや台所・住居用洗剤などが含まれる「家事用消耗品」は12.5%上昇と高い伸び率が続いた。半面、冷蔵庫などの白物家電が中心の「家庭用耐久財」は1.1%下落と、昨年1月以来22カ月ぶりの下落。「電気代...

11月の神戸港、輸出入総額が7カ月連続で前年比減 中国向け輸出は同月で最高

【神戸経済ニュース】神戸税関が20日に発表した11月の貿易統計(速報)によると、神戸港を通じた輸出入総額は前年同月比5.8%減の1兆0398億円だった。7カ月連続で前年同月を下回った。輸出は2カ月連続で、輸入は7カ月連続で前年同月を下回った。前年同月を下回ったが、輸出入総額は引き続き1兆円超の高水準で推移。11月としては昨年次いで過去2番目の金額だった。 輸出額は前年比2.5%減の6394億円だった。中国、シンガポー...

11月の神戸市部マンション発売戸数35.6%減 契約率61.7%

【神戸経済ニュース】不動産経済研究所(東京都新宿区)が21日に発表した11月の近畿圏新築分譲マンション市場動向によると、神戸市部のマンション発売戸数は前年同月比35.6%減の47戸だった。発売月内に契約にたどりついた戸数の割合を示す契約率は61.7%になった。マンション販売が好調であることの目安になる契約率70%を4カ月ぶりに下回った。 神戸市部の平均価格は6477万円、1平方メートル当たりの分譲単価は94.9万円だった...

10月の兵庫鉱工業生産、2カ月ぶり低下 基調判断「横ばい」に据え置き

【神戸経済ニュース】兵庫県が20日に発表した10月の鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み)速報値は前月比2.9%上昇の92.3だった。2カ月ぶりに生産の増加を示した。指数の3カ月移動平均からみた生産活動の基調判断は据え置き、「横ばい傾向となっている」との見方を4カ月連続で示した。 主要9業種の生産指数のうち上昇は4業種だった。指数に占めるウエートが最も大きい「食料品工業」が0.9%増と小幅ながら上昇。この...

兵庫日銀短観、全産業DIは4期連続で改善 「緩やかな回復を確認できた」

【神戸経済ニュース】日銀神戸支店が13日に発表した全国企業短期経済観測調査(短観、12月調査)の兵庫県分では、全産業の業況判断指数(DI)が前回調査から7ポイント改善のプラス17だった。業況判断DIの改善は4期連続。自動車メーカーでの生産回復が製造業に幅広く波及。原材料価格の上昇に一服感が広がる中で、価格転嫁も進んで企業の利ざやが改善した。景気の回復基調を引き続き反映し、全産業DIは1991年8月調査にプラ...

神戸空港、11月の旅客数1%増 速報値28万9069人

【神戸経済ニュース】関西3空港の運営会社である関西エアポートが8日に発表した11月の神戸空港旅客者数(速報値)は、前年同月比1%増の28万9069人だった。発着回数は8%増の3084回。 数値は関西国際空港が航空各社から入手した数値を集計した。25日前後に発表する数値とは異なる場合がある。▽関連記事・神戸空港、10月の旅客数は前年比6%増の31万人 10月では過去最高 (2023/11/24)・神戸空港、4〜9月期の旅客数4年ぶり...

11月の兵庫県倒産件数、13件増の59件 負債51億円に減少・帝国データ

【神戸経済ニュース】帝国データバンク神戸支店(神戸市中央区)がまとめた11月の兵庫県倒産件数(負債額1000万円以上の法的整理)は59件と、前年同月に比べて28件増加した。負債総額は51億0700万円で、前年同月(91億円)から減少した。負債総額の前年比減は4カ月ぶり。 業種別の内訳は小売業が16件と最も多かった。サービス業が15件、建設業が12件、卸売業が7件と続いた。倒産要因別では不況型倒産が54件(いずれも販売不振)...

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