家次神商会頭、スタートアップ拠点都市「国は大胆な支援策を」コメント発表

20190911家次神商会頭

 神戸商工会議所の家次恒会頭(写真=資料)は14日、京阪神のスタートアップ(起業家)支援体制が政府の「スタートアップ・エコシステム・グローバル拠点都市」に選ばれたことについて「たいへん嬉しく思う」などと歓迎するコメントを発表した。今回の政府の選定については「京阪神の取り組みに対する高い評価の表れ」との見方を示したうえで、スタートアップ育成に加えて「地域経済の活性化、さらには日本経済の再生という大きな使命を託された」と意義づけた。

 新型コロナウイルスとの共存する時代にあって、特に神戸では神戸医療産業都市でのヘルスケアやライフサイエンスといった企業の集積のほか、海外起業家の支援といったユニークな取り組みに「大きな期待が寄せられている」と指摘。一方で「国においては地元が盛り込んだ諸事業がスピード感を持って事項できるよう、大胆な支援策を講じてもらいたい」と、政府には柔軟な対応を求めた。

 神戸商工会議所は「京阪神の連携強化に努める」として、大阪や京都の商工会議所などとの連携協議に前向きな姿勢だ。さらに「兵庫県・神戸市や大学、支援機関等との緊密な連携のもと、選定の効果が最大限発揮され、地域経済の活性化につながるよう取り組んだまいりたい」と今後の展開への意欲も語った。

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