(寄稿)[神戸鳥瞰虫探し]変わる地域の雇用環境、神戸の新たな役割は?

 兵庫県内の労働市場に新しい動きが出てきた。勤労者数の変動を正確に反映する雇用保険統計を見ると、これまでと異なるのは①雇用保険の適用者数が急増②これまでけん引車となってきた神戸市中心部「以外」での増加が目立つ--という2点だ。この動きが示唆しているのは、実感はなくとも好景気などを追い風に産業構造が変化していることだろう。 これまでは兵庫県全体と神戸市中心部で雇用保険適用者数の方向感は同じで、おおむね...

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(寄稿)[神戸鳥瞰虫探し]おなか膨らす支出が膨らむ 外食増加も価格には敏感

 家計調査で見た神戸市民の消費支出実額は、ここ1年で緩やかな上昇を見せている。そんな中でも、特に顕著に増加傾向を示している分野に「食」がある。食料品と外食への支出を合計した「胃の腑を満たす費用」は過去1年で、季節要因では片付けられないほどの伸びをみせている。食品価格の下落が進む中で、外食への支出が増えているからだ。 小売物価調査で神戸市の品目別を見ると、「高価」の印象がある肉の小売り価格は、変化の...

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(解説)もっと“絵空事”でもよかったのでは? 神戸市「神戸港の将来像」発表

 神戸市が神戸開港150年記念事業の一環として19日に発表した「神戸港の将来像」では、海上コンテナを中心とした物流施設の充実と、港湾の沖合展開によって不要になる旧港湾用地の再開発を掲げた。大阪湾フェニックス計画の一環で埋め立てが始まった人工島の完成を念頭に、神戸港を「積み替え(トランシップ)港」「中継港」として使えるよう最新鋭の物流施設を建設することなどが目玉だ。ただ、現実的で堅実な将来像である半面、...

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(寄稿)[神戸鳥瞰虫探し]増え続けている大家さん 個人が供給する新築貸家

 阪神間の都市部で、民間資金による貸家新築が増勢にある。顕著なのは大阪市だが、神戸市でも高水準で推移している。けん引しているのは「会社」が建て主の物件だが、絶対値で見れば「個人」が建て主の供給量も一定水準を維持している。相続のための土地登記の件数が緩やかな増勢になっている現状から見て、この傾向がなおも続く可能性は高い。 神戸市の新築住宅着工件数で、貸家が分譲を上回る局面が顕著になってきたのはここ3...

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(解説)立候補のコラムニスト勝谷氏、「井戸氏5選懐疑派」の受け皿になるか

 4月27日に今夏の兵庫県知事選に立候補を表明した勝谷誠彦氏(56)の勝敗は、現職である井戸敏三知事(71)の5選に懐疑的な見方をする無党派層の受け皿になれるかが分けるかもしれない。井戸氏の実績は勝谷氏も評価しており、大きな不祥事や県政運営への不信感が広がっているわけでもない。多くの団体から井戸氏に立候補要請が相次いだ経緯もある。一方で、現在までに立候補を表明した候補のうちで最も若い50代の勝谷氏に対する...

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(寄稿)[神戸鳥瞰虫探し]から揚げ弁当、神戸で上がる 価格か商品力か?

 「売り手市場」で新社会人になった勤労者は弁当の「買い手」として、どんな選択をするのだろうか。多様な食材を彩色豊かに盛り込んだのが幕の内弁当。食材に組み合わせの多様性がある分、製造費を調整しやすい側面も持っている。他方、特定の食材を主とした場合は単品の物価変動が直接、最終価格に反映されやすい。弁当価格の変動に、この違いが表れる。 神戸市の家計は最近、弁当の購入を積極化している。2014年から15年にかけ...

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(解説)下がり続ける貸し出し金利の行方は? みなと銀など地銀3行統合

 みなと銀行、関西アーバン銀行、近畿大阪銀行(大阪市中央区)が2018年4月に経営統合すると3日に発表した後も、低金利に苦しむ地銀の再編を巡る報道などが相次いだ。大手銀行グループが地銀との関係を見直す動きも再編を後押しするが、銀行の根本的な収益力の回復にはつながらないとの見方も根強い。収益悪化を規模拡大で乗り切る戦略について、株式市場も懐疑的に見ているようだ。

■大手銀行グループは地銀と疎遠に
 みなと...

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(寄稿)[神戸鳥瞰虫探し]断捨離、その社会的効果のほどは ゴミ排出量と景気

 神戸市民が排出するゴミの量は減少傾向を辿っている。包装を軽量化する取り組みや、分別収集の徹底が排出削減に繋がっていると考えられる。“エコな生活”スタイルが時代のトレンドに合っても来ている。持ち物を必要なモノだけに絞れば、余計なモノも買わなくなる断捨離の精神構造が浸透しつつあるのかも知れない。それでも、神戸市のゴミ収集量と、月次給与の実額推移を比較すれば、それでもやっぱり、ゴミの量は景気のバロメータ...

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(解説)神戸港、「輸出」から「積み替え」へ変われるか 神戸国際港湾会議が導く未来

 13〜14日の2日間に開催した神戸国際港湾会議(主催・神戸開港150年記念事業実行委員会、神戸市)では、海外25カ所、国内3カ所(神戸港含む)の港湾の管理者らが集まり、現在の課題や将来の役割について議論した。神戸開港150年の関連行事でありながらビジネス色が濃かったこともあり、業界紙以外の東阪のメディアにはほぼ無視された行事だったが、これだけ大規模の国際会議を自治体が単独で主催するのは、きわめて異例だ。背景...

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(寄稿)[神戸鳥瞰虫探し]義理がすたればこの世は・・・景気とチョコレート

 贈るも貰うも気遣いと配慮が欠かせず、時として重荷にもなるのがバレンタインチョコレレート。神戸は洋菓子が地場産業なので、商機であるべき季節だ。ただ、この季節のチョコレートは団欒(だんらん)よりも個的、密やかに贈られ、消費させる性向が強い。特別な心のひだに纏(まと)いつくこの季節のチョコレートだが、神戸では義理切りが進むかも知れない。 家計がチョコレート類を最も多く購入するのは2月だ。家計調査で「チ...

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(寄稿)[神戸鳥瞰虫探し]創業地人気に新潮流、大阪・神戸より阪神間か

 正月の炬燵(こたつ)では、かるた遊びよりもトランプ遊びを選択した家庭が優勢になったはずだ。その効果もあってか年初の株式市場は強気。景気動向は、新規の事業創業件数によっても判断できるが、過去2年は増加傾向にあった。ただ、その傾向には変化が生まれてきている。 雇用保険の新規適用事業所統計で見ると、神戸の中心地よりも大阪の中心地が、大阪の中心地よりも神戸と大阪の間=阪神間の方が人気を集めている。景気浮...

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Author:kobekeizai
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