神戸空港、23年度の旅客数4年ぶり過去最高 11%増の344万人

【神戸経済ニュース】空港運営会社の関西エアポートグループが25日発表した2023年度(23年4月〜24年3月)の神戸空港旅客数は、22年度を11%上回る344万3803人だった。19年度の329万2780人を上回り、4年ぶりに過去最高を更新した。年間を通じて新型コロナウイルスによる行動制限の影響がなく、航空需要が回復。さらに発着枠の拡大に伴い神戸空港に就航する便数が増えたのも寄与した。座席が埋まった比率を示す利用率(顧客数/提...

3月の神戸市消費者物価、前年比2.8%上昇 宿泊料など寄与か

【神戸経済ニュース】総務省が19日に発表した3月の神戸市消費者物価指数(CPI、2020年=100)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比で2.8%上昇の106.1になった。旅行代金や宿泊料などを含む「教養娯楽サービス」が6.8%上昇。ペットフードなどを含む「教養娯楽用品」が4.5%上昇と、上昇が目立った。半面、「ガス代」は11.0%下落、「電気代」は1.3%下落した。 10大費目別の指数を前年同期比でみると、9費目が上昇。「教養娯...

3月の神戸市部マンション発売戸数93.9%減 平均価格6175万円・契約率84.6%

【神戸経済ニュース】不動産経済研究所(東京都新宿区)が18日に発表した3月の近畿圏新築分譲マンション市場動向によると、神戸市部のマンション発売戸数は前年同月比93.9%減の13戸だった。発売月内に契約にたどり着いた戸数の割合を示す契約率は84.6%になった。発売戸数は少なかったが、マンション販売が好調であることの目安になる契約率70%を3カ月連続で上回った。 神戸市部の平均価格は6175万円、1平方メートル当たりの...

3月の神戸港、輸出入総額が11カ月連続で前年比減 3カ月ぶり1兆円超

【神戸経済ニュース】神戸税関が17日に発表した3月の貿易統計(速報)によると、神戸港を通じた輸出入総額は前年同月比5.9%減の1兆0523億円だった。3カ月ぶりに1兆円の大台を回復したが、前年同月を下回るのは11カ月連続。輸出は前年同月に1隻あった船舶の輸出がなくなったのが響いた。輸入は11カ月連続の前年比減。中国、東南アジアからの輸入が減少した。 輸出額は前年比0.5%減の7000億円だった。前年同期に1隻あったバ...

3月の兵庫県倒産件数、18件増の59件 負債総額27億円・帝国データ

【神戸経済ニュース】帝国データバンク神戸支店(神戸市中央区)がまとめた3月の兵庫県倒産件数(負債額1000万円以上の法的整理)は59件と、前年同月に比べて18件増加した。倒産件数が前年同月を上回るのは8カ月連続。負債総額は27億8700万円で、前年同月(28億0400万円)から小幅ながら減少した。負債総額の前年比減は4カ月ぶり。 業種別の内訳は小売業が22件と最も多かった。サービス業が17件、建設業が10件、製造業と卸売業...

兵庫日銀短観、全産業DIは5期ぶり悪化 中小企業には賃上げ価格転嫁の機運

【神戸経済ニュース】日銀神戸支店が1日に発表した全国企業短期経済観測調査(短観、3月調査)の兵庫県分では、全産業の業況判断指数(DI)が前回調査から4ポイント悪化のプラス14だった。業況判断DIの悪化は5期ぶり。品質不正問題による自動車生産の減少や、中国の景気低迷による影響が表れた。一方で業況判断DIは依然として、今回の景気回復局面での最高値に近い水準で推移。特に中小企業も仕入れ価格の上昇や賃上げを...

1月の兵庫県一致指数、2カ月連続で上昇 基調判断「下げ止まり」を据え置き

【神戸経済ニュース】兵庫県が1日に発表した1月の兵庫県景気動向指数(兵庫CI、2015年=100)は、景気の現状を示す一致指数が前月比0.3ポイント上昇の100.3だった。2カ月連続で上昇した。兵庫県は同指数の動きによって判断する景気の基調判断を据え置き、「下げ止まりを示している」との見方を2カ月連続で示した。 一致指数の上昇は、労働投入量指数と有効求人倍率の上昇などが寄与した。鉱工業生産指数や機械工業生産指数...

23年10〜12月期の兵庫県、実質GDP0.5%増 年間では2.3%増

【神戸経済ニュース】兵庫県が29日に発表した2023年10〜12月期の県内総生産(GDP、季節調整済み)は、物価変動の影響を除く実質(2015年基準)が7〜9月期との比較で0.5%増加した。年率換算では2.1%増になった。7〜9月期は下方修正され、3四半期ぶりのプラス成長。個人消費が小幅ながら増加したのに加え、企業が設備投資に前向きになったのが寄与した。民間需要がけん引し、地方自治体などの支出が減少したのを補った。 ...

2月の兵庫県有効求人倍率は1.03倍に上昇 「持ち直しの動きやや弱さ」据え置き

【神戸経済ニュース】厚生労働省の兵庫労働局が29日に発表した2月の兵庫県内の有効求人倍率(季節調整値)は、前月から0.01ポイント上昇の1.03倍だった。建設業や飲食業などで新規の求人が増えた。ただ兵庫労働局は足元の雇用情勢に大きな変化は見て取れない判断。「持ち直しの動きにやや弱さがみられる」との見方を13カ月連続で示した。「物価上昇等が雇用に与える影響に引き続き注意する必要がある」との見方も維持した。 有効...

23年の神戸港コンテナ取扱個数、1.9%減の283万個 中国の景気悪化が影響

【神戸経済ニュース】神戸市は28日、2023年の神戸港でのコンテナ取扱個数が22年比1.9%減の283万5128個(20フィートコンテナ換算)だったと発表した。神戸港でコンテナ取扱個数が減少するのは新型コロナウイルスの影響で中国の物流が大きく混乱した20年以来3年ぶり。23年は世界的なインフレや、中国の景気低迷が影響し、輸出入いずれも前年より減少した。ただ国際コンテナ戦略港湾の集貨政策を背景に、西日本や日本海側に新たな航...

神戸市の商業地2年連続で上昇 長田区の住宅地は4年ぶり上昇・公示地価

【神戸経済ニュース】国土交通省が26日に発表した1月1日時点の公示地価によると、神戸市平均では商業地が2年連続で上昇。上昇率は2.0%だった。継続的に調査している地点は、すべて上昇だったことから、昨年に続き9区全区で商業地が値上がりした。新型コロナウイルスの影響を受けた店舗需要は、回復傾向を維持している。加えてマンション用地としての商業地の需要もあり、人口の増えている灘区では5.9%と9区のうち最も上昇率...

神戸空港、2月の旅客数は前年比5%増の27万6459人 11カ月で前年度上回る

【神戸経済ニュース】空港運営会社の関西エアポートグループが25日に発表した2月の神戸空港旅客数は、前年同月比5%増の27万6459人だった。2カ月連続で前年同月を上回った。新千歳便や鹿児島便、長崎便、那覇便の旅客数が前年同月を上回り、全体を押し上げた利用率(提供座席数に対する有料旅客数の比率)は79%と前年同月(76.5%)を上回った。 路線別の有料旅客数は新千歳便が17%増、鹿児島便が13%増、長崎便が15%増と2...

2月の神戸市消費者物価、前年比2.9%上昇 電気代の下落は一巡

【神戸経済ニュース】総務省が22日に発表した2月の神戸市消費者物価指数(CPI、2020年=100)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比で2.9%上昇の105.8になった。ポリ袋や住居用洗剤、ティッシュなどを示す「家事用消耗品」が9.7%上昇。和服やシャツ、セーター、履物などに含まれない「他の被服」が8.1%上昇の102.3などと、上昇が目立った。一方で「電気代」は2.3%下落と、政府の補助による電気代の引き下げから1年が経過し...

2月の神戸港、輸出入総額が10カ月連続で前年比減 春節で対中輸出9.6%減

【神戸経済ニュース】神戸税関が21日に発表した2月の貿易統計(速報)によると、神戸港を通じた輸出入総額は前年同月比1.5%減の9388億円と、10カ月連続で前年同月を下回った。輸入は10カ月連続で前年比減、一方で輸出は2カ月ぶりに前年同月を下回った。昨年は1月だった旧正月(春節)による中国の大型連休が、今年は2月中旬だったため、対中輸出が大幅に減少した。 輸出額は前年比1.7%減の5876億円だった。中国、シンガポー...

2月の神戸市部マンション発売戸数27.8%減 平均価格8365万円・契約率84.3%

【神戸経済ニュース】不動産経済研究所(東京都新宿区)が21日に発表した2月の近畿圏新築分譲マンション市場動向によると、神戸市部のマンション発売戸数は前年同月比27.8%減の70戸だった。発売月内に契約にたどり着いた戸数の割合を示す契約率は84.3%になった。マンション販売が好調であることの目安になる契約率70%を2カ月連続で上回った。 神戸市部の平均価格は8365万円、1平方メートル当たりの分譲単価は110.6万円だっ...

1月の兵庫鉱工業生産が2カ月ぶり低下 基調判断「弱い動き」に下方修正

【神戸経済ニュース】兵庫県が21日に発表した1月の鉱工業生産指数(2020年=100、季節調整済み)速報値は前月から6.9%低下の92.3だった。指数は2カ月ぶりに低下した。兵庫県は指数の3カ月移動平均からみた生産活動の基調判断を「弱い動きがみられる」とし、2023年12月まで6カ月続いた「横ばい傾向となっている」から下方修正した。 主要8業種の生産指数のうち6業種が低下した。指数に占めるウエートが最も大きい「化学工業...

神戸税関、23年に知的財産侵害27件を差し止め 中国仕出しが8割

【神戸経済ニュース】神戸税関は、2023年に輸入を差し止めた知的財産侵害物品が申告数ベースで27件、物品数ベースで1561点だったと発表した。21年は18件、3005点だった。23年に差し止めた27件のうち17件(532点)が商標権の侵害だった。意匠権の侵害が7件(934件)、特許権侵害が3件(79点)、著作権侵害が2件(16点)だった。米国のアウトドアブランドを偽った衣料品や、英国発祥のメーカーを偽った家電などを差し止めた。 品...

神戸空港、2月の旅客数5%増 速報値27万6459人

【神戸経済ニュース】関西3空港の運営会社である関西エアポートが発表した2月の神戸空港旅客者数(速報値)は、前年同月比5%増の26万6459人だった。発着回数は3%減の2680回。 数値は関西国際空港が航空各社から入手した数値を集計した。25日前後に発表する数値とは異なる場合がある。▽関連記事・神戸空港、1月の旅客数は前年比3%増の26万0577人 2カ月ぶり前年比増 (2024/02/26)・神戸空港、12月の旅客数は前年比3%減...

2月の兵庫県倒産件数、17件増の48件 負債総額34億円・帝国データ

【神戸経済ニュース】帝国データバンク神戸支店(神戸市中央区)がまとめた2月の兵庫県倒産件数(負債額1000万円以上の法的整理)は48件と、前年同月に比べて17件増加した。負債総額は34億3000万円で、前年同月(26億2200万円)から増加した。負債総額の前年比増は3カ月連続。 業種別の内訳は小売業が20件と最も多かった。サービス業が13件、卸売業が5件と続いた。倒産要因別では不況型倒産が44件(44件すべて販売不振)だった...

神戸港、11月のコンテナ総取扱個数3.8%減 輸出入コンテナ2カ月連続で減少

【神戸経済ニュース】神戸市が7日に発表した2023年11月の神戸港の統計によると、同月の神戸港コンテナ総取扱個数は前年同月比3.8%減の23万7010個(20フィートコンテナ換算)だった。2カ月連続で前年同月を下回った。 輸出コンテナは6.1%減、輸入コンテナも4.0%減と、いずれも2カ月連続で減少した。 神戸税関が発表した23年11月の貿易統計では、神戸港を通じた輸出入総額が前年同月比5.7%減の1兆0402億円と、7カ月連続で...

1月の兵庫県有効求人倍率は1.02倍に上昇 「持ち直しの動きやや弱さ」据え置き

【神戸経済ニュース】厚生労働省の兵庫労働局が1日に発表した1月の兵庫県内の有効求人倍率(季節調整値)は、前月から0.01ポイント上昇の1.02倍だった。運輸業や金融業などで新規の求人が増えた。ただ兵庫労働局は雇用情勢として新たな動きは出ていないと判断。「持ち直しの動きにやや弱さがみられる」との見方を12カ月連続で示した。「物価上昇等が雇用に与える影響に引き続き注意する必要がある」との見方も維持した。 有効求...

日経平均続落、終値は3万9166円 前日比41円安

【神戸経済ニュース】29日の東京株式市場では日経平均株価が続落した。終値は前日比41円84銭安(-0.11%)の3万9166円19銭だった。東証株価指数(TOPIX)は反発した。▽株式関連コンテンツ・神戸経済ニュース「業績・株式」記事一覧・メールマガジン「今日の株式相場」(まぐまぐ)・メールマガジン「<無料版>今日の相場」(まぐまぐ)・神戸経済ニュース相場班(twitter) 神戸経済ニュース<トップ>...

12月の兵庫県一致指数、3カ月連続で低下 基調判断「下げ止まり」を据え置き

【神戸経済ニュース】兵庫県が29日に発表した2023年12月の兵庫県景気動向指数(兵庫CI、2015年=100)は、景気の現状を示す一致指数が前月比0.4ポイント低下の86.2だった。3カ月連続で低下した。兵庫県は同指数の動きによって判断する景気の基調判断を据え置き、「下げ止まりを示している」との見方を2カ月連続で示した。 一致指数の低下は、着工建築物床面積や百貨店・スーパー販売額の減少、機械工業生産指数の低下などが響...

1月の神戸市消費者物価、前年比2.0%上昇 電気代とガス代は20%超下落

【神戸経済ニュース】総務省が27日に発表した1月の神戸市消費者物価指数(CPI、2020年=100)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比で2.0%上昇の105.6になった。宿泊料や旅行代金、習いごとの月謝などが含まれる「教養娯楽サービス」が5.3%上昇、「被覆および履物」が4.5%上昇と目立った。一方で「電気代」は22.7%下落、「ガス代」は20.8%下落とそろって2割超の大幅な下げだった。 10大費目別の指数を前年同期比でみると...

神戸空港、1月の旅客数は前年比3%増の26万0577人 2カ月ぶり前年比増

【神戸経済ニュース】空港運営会社の関西エアポートグループが26日に発表した1月の神戸空港旅客数は、前年同月比3%増の26万0577人だった。2カ月ぶりに前年同月を上回った。新千歳便や鹿児島便、長崎便、茨城便、那覇便などの旅客数が前年同月を上回り、全体を押し上げた。運航日数を減らした青森便や花巻便の旅客数が減少したのを補った。利用率(提供座席数に対する有料旅客数の比率)は70%と前年同月をやや上回った。 路線...

1月の神戸港、輸出入総額が9カ月連続で前年比減 対中輸出は同月で最高

【神戸経済ニュース】神戸税関が21日に発表した1月の貿易統計(速報)によると、神戸港を通じた輸出入総額は前年同月比3.5%減の8480億円だった。9カ月連続で前年同月を下回った。輸入は9カ月連続で前年比減、一方で輸出は4カ月ぶりに前年同月を上回り、1月としては過去最高を記録した。半導体等製造装置やプラスチックなどで、対中輸出が大幅に増えたのが寄与したとみられる。 輸出額は前年比5.0%増の4969億円だった。「半...

1月の神戸市部マンション発売戸数10戸 前年比11.1%増・契約率90.0%

【神戸経済ニュース】不動産経済研究所(東京都新宿区)が20日に発表した1月の近畿圏新築分譲マンション市場動向によると、神戸市部のマンション発売戸数は前年同月比11.1%増の10戸だった。発売月内に契約にたどりついた戸数の割合を示す契約率は90.0%になった。マンション販売が好調であることの目安になる契約率70%を3カ月ぶりに上回った。 神戸市部の平均価格は5435万円、1平方メートル当たりの分譲単価は71.1万円だった...

23年12月の兵庫鉱工業生産が3カ月ぶり上昇 基調判断も「横ばい」据え置き

【神戸経済ニュース】兵庫県が20日に発表した2023年12月の鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み)速報値は前月から横ばいの91.9だった。3カ月ぶりの上昇。指数の3カ月移動平均からみた生産活動の基調判断は据え置き、「横ばい傾向となっている」との見方を6カ月連続で示した。 主要9業種の生産指数のうち上昇は6業種だった。指数に占めるウエートが最も大きい「電気・情報通信機械工業」、次に大きい「化学工業」、3...

1月の兵庫県倒産件数、14件増の49件 負債総額26億円・帝国データ

【神戸経済ニュース】帝国データバンク神戸支店(神戸市中央区)がまとめた1月の兵庫県倒産件数(負債額1000万円以上の法的整理)は49件と、前年同月に比べて14件増加した。負債総額は26億2200万円で、前年同月(14億5400万円)から増加した。負債総額の前年比増は2カ月連続。 業種別の内訳はサービス業が16件と最も多かった。建設業が15件、小売業が9件、卸売業が7件と続いた。倒産要因別では不況型倒産が48件(いずれも販売...

神戸空港、1月の旅客数3%増 速報値26万0577人

【神戸経済ニュース】関西3空港の運営会社である関西エアポートが発表した1月の神戸空港旅客者数(速報値)は、前年同月比3%増の26万0577人だった。発着回数は2%減の2743回。 数値は関西国際空港が航空各社から入手した数値を集計した。25日前後に発表する数値とは異なる場合がある。▽関連記事・神戸空港、12月の旅客数は前年比3%減の27万人 年間では最高343万人 (2024/01/25)・神戸空港、11月の旅客数は前年比1%増の2...

11月の兵庫県一致指数、2カ月連続で低下 基調判断「下げ止まり」に上方修正

【神戸経済ニュース】兵庫県が31日に発表した2023年11月の兵庫県景気動向指数(兵庫CI、2015年=100)は、景気の現状を示す一致指数が前月比微減の87.0だった。2カ月連続で低下した。兵庫県は同指数の動きによって判断する景気の基調判断を「下げ止まりを示している」とし、前月まで3カ月続いた「悪化を示している」から上方修正した。 一致指数の低下は、着工建築物床面積の減少や、企業収益率の悪化が影響した。半面、労働...

12月の兵庫県有効求人倍率は1.04倍に上昇 「持ち直しの動きやや弱さ」据え置き

【神戸経済ニュース】厚生労働省の兵庫労働局が30日に発表した2023年12月の兵庫県内の有効求人倍率(季節調整値)は、前月から0.01ポイント上昇の1.04倍だった。足元では飲食店や社会福祉・介護などで新規の求人が増えた。ただ傾向として新たな数値の動きは見て取れず、兵庫労働局は足元の雇用情勢に大きな変化はないと、情勢判断を据え置き。「持ち直しの動きにやや弱さがみられる」との見方を11カ月連続で示した。「物価上昇等が...

23年の神戸市部マンション発売35.5%減、価格は27.5%上昇 12月は60%減

【神戸経済ニュース】不動産経済研究所(東京都新宿区)が発表した2023年通年の近畿圏マンション市場動向によると、神戸市部のマンション発売戸数は22年に比べ35.5%減の971戸だった。発売月内に契約までたどり着いた戸数の割合を示す「契約率」は63.4%と22年に比べて3.8%上昇したが、マンション販売が好調であることの目安になる70%には届かなかった。 神戸市部の平均価格は前年比27.5%上昇の4958万円、1平方メートルあたり...

神戸空港、12月の旅客数は前年比3%減の27万人 年間では最高343万人

【神戸経済ニュース】空港運営会社の関西エアポートグループが25日に発表した2023年12月の神戸空港旅客数は、前年同月比3%減の27万0485人だった。21カ月ぶりに前年同月を下回った。旅客数が先行して回復した路線では回復が一巡。羽田便や那覇便など前年同月をやや下回る路線もあった。利用率(提供座席数に対する有料旅客数の比率)は72%と前年同月並みだった。 路線別の有料旅客数は羽田便が3%減の7万6490人、那覇便は4%...

23年の神戸港、輸出入総額3年連続で最高 為替レート年平均が33年ぶり円安

【神戸経済ニュース】神戸税関が24日に発表した2023年の貿易統計によると、神戸港を通じた輸出入の総額は前年比1.2%増の12兆2047億円と、3年連続で過去最高を更新した。「建設用・鉱山用機械」「半導体等製造装置」「原動機」と神戸港で主力の輸出品目が、そろって過去最高の輸出額を記録。石炭価格の下落で「鉱物製燃料」の輸入額が大幅に減少するなど、国際資源価格の下落で輸入額が減少したのを補った。年平均の為替レートが...

神戸港、10月のコンテナ総取扱個数9.1%減 輸出入コンテナ2カ月ぶり減少

【神戸経済ニュース】神戸市が23日に発表した2023年10月の神戸港の統計によると、同月の神戸港コンテナ総取扱個数は前年同月比9.1%減の23万0803個(20フィートコンテナ換算)だった。2カ月ぶりに前年同月を下回った。 輸出コンテナは13.0%減と2カ月ぶりに前年比減、輸入コンテナも9.5%減と2カ月ぶりに減少した。 神戸税関が発表した23年10月の貿易統計では、神戸港を通じた輸出入総額が前年同月比6.7%減の1兆0516億円だ...

23年の神戸港、輸出入総額が3年連続で過去最高 1.2%増の12兆2047億円

【神戸経済ニュース】神戸税関が24日に発表した2023年の貿易統計によると、神戸港を通じた輸出入の総額は前年比1.2%増の12兆2047億円と、21年から3年連続で過去最高を更新した。米国向けの「建設用・鉱山用機械」や、中国向けの半導体製造装置などが伸び、貿易額を押し上げた。石炭価格の下落などで輸入額が減少したのを補った。秋口には円相場が下落して一時1ドル=150円を上回る円安・ドル高になりったことで、円建ての輸出入...

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