23年の神戸港コンテナ取扱個数、1.9%減の283万個 中国の景気悪化が影響

20240328神戸港コンテナ取扱個数

【神戸経済ニュース】神戸市は28日、2023年の神戸港でのコンテナ取扱個数が22年比1.9%減の283万5128個(20フィートコンテナ換算)だったと発表した。神戸港でコンテナ取扱個数が減少するのは新型コロナウイルスの影響で中国の物流が大きく混乱した20年以来3年ぶり。23年は世界的なインフレや、中国の景気低迷が影響し、輸出入いずれも前年より減少した。ただ国際コンテナ戦略港湾の集貨政策を背景に、西日本や日本海側に新たな航路が開設されたことなどから、国際フィーダー貨物は増加した。

 外貿コンテナの取扱個数は2.8%減の219万個だった。このうち輸出は3.3%減の116万個、輸入が2.2%減の102万個。一方、内貿コンテナは1.1%増の64万個。このうち神戸港からの移出は4.8%増の28万個、神戸港への移入は1.6%減の36万個だった。

 コンテナを使った輸出入の品目別では、「染料・塗料・合成樹脂・その他化学工業品」の輸出が9.0%減の282万トン、「自動車部品」が10.1%減の178万トンと減少が目立った。輸入では「衣服・身の回り品・はきもの」が11.4%減の184万トンと大きく減少した。半面、「産業機械」の輸出が18.1%増の252万トンと増加したほか、「完成自動車」の輸出が2.1倍の73万トンと増加が目立っていた。

 内貿コンテナのうち国際フィーダーは2.2%増の46万個だった。輸出入全体の取扱個数が減少する中でも、数量は増加。比重が高まった。神戸港につながる国際フィーダー航路では、新たに伏木富山港(富山県)に寄港を開始したほか、内航船としては大型のコンテナ1000個積みを投入するなど、内航海運会社の輸送力強化が寄与した。神戸港に入港した船の数を示す総入港隻数は、前年比11.3%増の2万9329隻だった。

 2023年12月の神戸港コンテナ総取扱個数は前年同月比4.0%減の23万6667個だった。

▽関連記事
 神戸経済ニュース<トップ>

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

広告

カレンダー

03 | 2024/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -

広告

★神戸経済ニュースからのお知らせ

広告