22年12月の兵庫県一致指数、3カ月ぶり低下 基調判断「改善」を据え置き

【神戸経済ニュース】兵庫県が28日に発表した2022年12月の兵庫県景気動向指数(兵庫CI、2015年=100)速報値は、景気の現状を示す一致指数が前月比1.4ポイント低下の92.8だった。3カ月ぶりに低下した。個人消費は引き続き堅調で、労働投入量も増加が続いているが、輸出や設備投資の需要が減速した。ただ兵庫県は、同指数の動きによって判断する景気の基調判断を据え置き、「改善を示している」との見方を7カ月連続で示した。 ...

神戸空港、1月の旅客数は前年比54%増 コロナ前の比較は10%減

【神戸経済ニュース】空港運営会社の関西エアポートグループが24日に発表した1月の神戸空港旅客数は、前年同月比54%増の25万3485人だった。国の全国旅行支援が昨年10月から始まったうえ、航空会社の減便もなくなり、国内旅客の回復につながった。新型コロナウイルスの感染拡大前である2020年1月(28万1053人)との比較では10%減だった。 路線別では、前年同月に未就航だった新潟を除く全路線で旅客数が伸びた。観光での利用が...

1月の神戸市消費者物価、前年比3.9%上昇 33年ぶり高インフレ・ガス代など続く

【神戸経済ニュース】総務省が24日に発表した1月の神戸市消費者物価指数(CPI、2020年=100)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比で3.9%上昇の103.5になった。上昇率が3%を超すのは4カ月連続で、1990年1月(3.9%上昇)以来およそ33年ぶりの高インフレ(物価の急上昇)になった。上昇率は2022年12月(3.4%)よりも拡大した。資源高や円安などを背景に「ガス代」「電気代」の大幅な上昇が続いている。さらに白物家電など...

22年12月の兵庫鉱工業生産、2か月連続で減少 基調判断「足踏み」に下方修正

【神戸経済ニュース】兵庫県が24日に発表した2022年12月の鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み)速報値は前月比1.8%低下の95.2だった。2カ月連続で生産の減少を示した。指数の3カ月移動平均からみた生産活動の基調判断は「足踏みをしている」と、前月まで4カ月続いた「緩やかな持ち直しの動きが見られる」から下方修正した。 主要9業種の生産指数のうち低下したのは5業種だった。指数に占めるウエートが最も大きい「...

1月の神戸港、輸出入総額が11.3%増 1月としては過去最高

【神戸経済ニュース】神戸税関が16日に発表した1月の貿易統計(速報)によると、神戸港を通じた輸出入総額は前年同月比11.3%増の8781億円だった。比較できる1979年以降で1月としては過去最高。1月の平均為替レート(税関長レート)は1ドル=132円08銭で、前年同月に比べて17円26銭の円安・ドル高と、大幅な円安水準で推移したのが影響した。ただ中国の春節(旧正月)などで輸出額が減少し、輸出入総額は8カ月ぶりに1兆円を...

1月の神戸市部マンション発売戸数43.8%減 契約率66.7%

【神戸経済ニュース】不動産経済研究所(東京都新宿区)が16日に発表した1月の近畿圏新築分譲マンション市場動向によると、神戸市部のマンション発売戸数は前年同月比43.8%減の9戸だった。発売月内に契約にたどりついた戸数の割合を示す契約率は66.7%になった。マンション販売が好調であることの目安になる契約率70%を3カ月連続で下回った。 神戸市部の平均価格は5447万円、1平方メートル当たりの分譲単価は75.0万円だった...

1月の兵庫県倒産件数、10件増の35件 負債総額14億円・帝国データ

【神戸経済ニュース】帝国データバンク神戸支店(神戸市中央区)がまとめた兵庫県の1月の倒産件数(負債額1000万円以上の法的整理)は35件と、前年同月に比べて10件増加した。負債総額は14億5400万円で、前年同月の9億7300万円から49%増加した。倒産件数は増加したが、依然として低水準で推移している。原材料高やエネルギー高の影響を受けながらも、新型コロナウイルスによる行動制限がなくなり、緩やかに景況感が改善するのを...

22年11月の兵庫県一致指数、2カ月連続で上昇 基調判断「改善」を据え置き

【神戸経済ニュース】兵庫県が31日に発表した2022年11月の兵庫県景気動向指数(兵庫CI、2015年=100)速報値は、景気の現状を示す一致指数が前月比1.0ポイント上昇の94.5だった。2カ月連続で上昇した。製造業を中心とした生産が堅調で、企業の雇用も改善が続いているのを反映した。兵庫県は、同指数の動きによって判断する景気の基調判断を据え置き、「改善を示している」との見方を6カ月連続で示した。 一致指数の上昇は、大...

12月の兵庫県有効求人倍率1.06倍に低下 情勢判断21カ月ぶり下方修正

【神戸経済ニュース】厚生労働省の兵庫労働局が31日に発表した2022年12月の兵庫県内の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0.01ポイント低下の1.06倍だった。3カ月ぶりに低下した。宿泊などサービス業などの一部で前月までに前倒しで求人した反動が表れた。物価高などを背景に転職に慎重になる動きも続いたが、企業も景気の先行き不透明感から求人に慎重な動きが一部で出ているという。 兵庫労働局は足元の雇用情勢についての判...

22年の神戸市部マンション発売戸数38.3%減 価格は上昇一幅・12月は0.8%減

【神戸経済ニュース】不動産経済研究所(東京都新宿区)が発表した2022年通年の近畿圏マンション市場動向によると、神戸市部のマンション発売戸数は21年に比べ38.3%減の1506戸だった。発売月内に契約までたどり着いた戸数の割合を示す「契約率」は59.6%と、21年に続いてマンション販売が好調であることの目安になる70%を下回った。 神戸市部の平均価格は前年比1.3%下落の3888万円、1平方メートルあたりの分譲単価は6.4%下落...

神戸空港、12月の旅客数は前年比23%増 コロナ前の2%減まで回復

【神戸経済ニュース】空港運営会社の関西エアポートグループが23日に発表した2022年12月の神戸空港旅客数は、前年同月比23%増の27万9040人だった。国の全国旅行支援が10月から始まったうえ、年末の帰省の需要もあって国内旅客が増えた。新型コロナウイルスの感染拡大前である2019年12月(28万4224人)との比較では2%減まで回復した。 路線別では、前年同月に未就航だった新潟を除く全路線で旅客数が伸びた。那覇は54%増、下地...

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