7〜9月期の兵庫県、実質GDP1.5%増 年率5.9%増・外需等が寄与で

【神戸経済ニュース】兵庫県が28日に発表した7〜9月期の県内総生産(GDP、季節調整済み)は、物価変動の影響を除く実質(2015年基準)が4〜6月期との比較で1.5%増加した。年率換算では5.9%増と大きな増加になった。4四半期連続のプラス成長。外需などを示す「純移出等」が2兆6100億円と、前の四半期の2兆2300円億円から増加したことなど寄与した。企業の設備投資の減少などを補った。 支出の項目別に見ると、主に個人...

10月の兵庫県一致指数、2カ月ぶり低下 基調判断「悪化」を据え置き

【神戸経済ニュース】兵庫県が28日に発表した10月の兵庫県景気動向指数(兵庫CI、2015年=100)は、景気の現状を示す一致指数が前月比微減の86.5だった。2カ月ぶりに低下した。足元で生産が減少傾向になったのを映した。兵庫県は同指数の動きによって判断する景気の基調判断を据え置き、3カ月連続で「悪化を示している」とした。 一致指数の低下は、輸出通関実績の減少、労働投入量指数の低下、企業収益率の低下などが響いた...

11月の兵庫県有効求人倍率は横ばい1.03倍 「持ち直しの動きやや弱さ」据え置き

【神戸経済ニュース】厚生労働省の兵庫労働局が26日に発表した11月の兵庫県内の有効求人倍率(季節調整値)は、前月から横ばいの1.03倍だった。景気の先行き不透明感から雇用が多い製造業で、人手不足でも新たに従業員を採用するには慎重な動きが続いている。一方で冬場の温泉・カニの季節に向けて宿泊施設の求人が高水準で推移した。兵庫労働局は足元の雇用情勢に大きな変化はないとみて、情勢判断を据え置き。「持ち直しの動きに...

神戸空港、11月の旅客数は前年比1%増の28万人 羽田便・那覇便やや前年下回る

【神戸経済ニュース】空港運営会社の関西エアポートグループが25日に発表した2023年11月の神戸空港旅客数は、前年同月比1%増の28万9069人だった。航空需要の回復は継続する流れだが、旅客数が先行して回復した主力路線では回復が一巡。羽田便など前年同月をやや下回る路線もあった。利用率(提供座席数に対する有料旅客数の比率)は78%と前年同月(77%)からやや上昇した。 路線別の有料旅客数は長崎便が前年同月比14%増の2...

神戸港、9月のコンテナ総取扱個数9.6%増 輸出入コンテナ6カ月ぶり増加

【神戸経済ニュース】神戸市が22日に発表した9月の神戸港の統計によると、同月の神戸港コンテナ総取扱個数は前年同月比9.6%増の25万5721個(20フィートコンテナ換算)だった。4カ月ぶりに前年同月を上回った。 輸出コンテナは10.2%増と6カ月ぶりに前年比増、輸入コンテナも5.9%増と6カ月ぶりに増加と、外貿コンテナの減少が一服した。 神戸税関が発表した9月の貿易統計では、「建設用・鉱山用機械」や「有機化合物」など...

11月の神戸市消費者物価、前年比2.7%上昇 家庭用耐久材が22カ月ぶり下落

【神戸経済ニュース】総務省が22日に発表した11月の神戸市消費者物価指数(CPI、2020年=100)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比で2.7%上昇の105.6になった。2月以来9カ月ぶりに上昇率が3%を下回った。ティッシュペーパーや台所・住居用洗剤などが含まれる「家事用消耗品」は12.5%上昇と高い伸び率が続いた。半面、冷蔵庫などの白物家電が中心の「家庭用耐久財」は1.1%下落と、昨年1月以来22カ月ぶりの下落。「電気代...

11月の神戸港、輸出入総額が7カ月連続で前年比減 中国向け輸出は同月で最高

【神戸経済ニュース】神戸税関が20日に発表した11月の貿易統計(速報)によると、神戸港を通じた輸出入総額は前年同月比5.8%減の1兆0398億円だった。7カ月連続で前年同月を下回った。輸出は2カ月連続で、輸入は7カ月連続で前年同月を下回った。前年同月を下回ったが、輸出入総額は引き続き1兆円超の高水準で推移。11月としては昨年次いで過去2番目の金額だった。 輸出額は前年比2.5%減の6394億円だった。中国、シンガポー...

11月の神戸市部マンション発売戸数35.6%減 契約率61.7%

【神戸経済ニュース】不動産経済研究所(東京都新宿区)が21日に発表した11月の近畿圏新築分譲マンション市場動向によると、神戸市部のマンション発売戸数は前年同月比35.6%減の47戸だった。発売月内に契約にたどりついた戸数の割合を示す契約率は61.7%になった。マンション販売が好調であることの目安になる契約率70%を4カ月ぶりに下回った。 神戸市部の平均価格は6477万円、1平方メートル当たりの分譲単価は94.9万円だった...

10月の兵庫鉱工業生産、2カ月ぶり低下 基調判断「横ばい」に据え置き

【神戸経済ニュース】兵庫県が20日に発表した10月の鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み)速報値は前月比2.9%上昇の92.3だった。2カ月ぶりに生産の増加を示した。指数の3カ月移動平均からみた生産活動の基調判断は据え置き、「横ばい傾向となっている」との見方を4カ月連続で示した。 主要9業種の生産指数のうち上昇は4業種だった。指数に占めるウエートが最も大きい「食料品工業」が0.9%増と小幅ながら上昇。この...

兵庫日銀短観、全産業DIは4期連続で改善 「緩やかな回復を確認できた」

【神戸経済ニュース】日銀神戸支店が13日に発表した全国企業短期経済観測調査(短観、12月調査)の兵庫県分では、全産業の業況判断指数(DI)が前回調査から7ポイント改善のプラス17だった。業況判断DIの改善は4期連続。自動車メーカーでの生産回復が製造業に幅広く波及。原材料価格の上昇に一服感が広がる中で、価格転嫁も進んで企業の利ざやが改善した。景気の回復基調を引き続き反映し、全産業DIは1991年8月調査にプラ...

神戸空港、11月の旅客数1%増 速報値28万9069人

【神戸経済ニュース】関西3空港の運営会社である関西エアポートが8日に発表した11月の神戸空港旅客者数(速報値)は、前年同月比1%増の28万9069人だった。発着回数は8%増の3084回。 数値は関西国際空港が航空各社から入手した数値を集計した。25日前後に発表する数値とは異なる場合がある。▽関連記事・神戸空港、10月の旅客数は前年比6%増の31万人 10月では過去最高 (2023/11/24)・神戸空港、4〜9月期の旅客数4年ぶり...

11月の兵庫県倒産件数、13件増の59件 負債51億円に減少・帝国データ

【神戸経済ニュース】帝国データバンク神戸支店(神戸市中央区)がまとめた11月の兵庫県倒産件数(負債額1000万円以上の法的整理)は59件と、前年同月に比べて28件増加した。負債総額は51億0700万円で、前年同月(91億円)から減少した。負債総額の前年比減は4カ月ぶり。 業種別の内訳は小売業が16件と最も多かった。サービス業が15件、建設業が12件、卸売業が7件と続いた。倒産要因別では不況型倒産が54件(いずれも販売不振)...

10月の兵庫県有効求人倍率1.03倍に上昇 「持ち直しの動きやや弱さ」据え置き

【神戸経済ニュース】厚生労働省の兵庫労働局が31日に発表した10月の兵庫県内の有効求人倍率(季節調整値)は、前月から0.02ポイント上昇の1.03倍だった。有効求人倍率は2カ月連続で上昇した。ただ景気の先行き不透明感から雇用が多い製造業で、人手不足でも新たに従業員を採用するには慎重な動きが続いている。原数値での有効求職者数も減少が続いた。このため兵庫労働局は足元の雇用情勢に大きな変化はないとみて、情勢判断を据...

9月の兵庫県一致指数、2カ月ぶり上昇 基調判断「悪化」を据え置き

【神戸経済ニュース】兵庫県が30日に発表した9月の兵庫県景気動向指数(兵庫CI、2015年=100)は、景気の現状を示す一致指数が前月比2.5ポイント上昇の87.3だった。2カ月ぶりに上昇した。製造業の底堅さを受けた雇用環境の改善などを反映したもよう。兵庫県は同指数の動きによって判断する景気の基調判断を据え置き、2カ月連続で「悪化を示している」とした。 一致指数の上昇は、労働投入量指数や有効求人倍率の上昇、輸出通...

神戸空港、10月の旅客数は前年比6%増の31万人 10月では過去最高

【神戸経済ニュース】空港運営会社の関西エアポートグループが24日に発表した2023年10月の神戸空港旅客数は、前年同月比6%増の31万2315人だった。10月としては過去最高の旅客数になった。航空需要の回復を追い風に旅客数が伸びた。最も旅客数が先行して回復した主力路線では回復が一巡し、前年同月並みの旅客数になる路線もあった。利用率(提供座席数に対する有料旅客数の比率)は81.4%と前年同月に比べ5.9%上昇した。 路線...

10月の神戸市消費者物価、前年比3.1%上昇 教養娯楽サービスは7.8%上昇

【神戸経済ニュース】総務省が24日に発表した10月の神戸市消費者物価指数(CPI、2020年=100)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比で3.1%上昇の105.5になった。食品類以外では、ティッシュペーパーや台所・住居用洗剤などが含まれる「家事用消耗品」やが13.0%上昇と高い伸び率になった。このほか旅行代金などが含まれる「教養娯楽サービス」も7.8%上昇と目立った。一方、「電気代」は19.5%下落した。 10大費目別の指数を前...

10月の神戸市部マンション発売戸数60.1%減 契約率97.3%

【神戸経済ニュース】不動産経済研究所(東京都新宿区)が20日に発表した10月の近畿圏新築分譲マンション市場動向によると、神戸市部のマンション発売戸数は前年同月比60.1%減の75戸だった。発売月内に契約にたどりついた戸数の割合を示す契約率は97.3%になった。マンション販売が好調であることの目安になる契約率70%を3カ月連続で上回った。 神戸市部の平均価格は2657万円、1平方メートル当たりの分譲単価は79.8万円だった...

9月の兵庫鉱工業生産、2カ月ぶり上昇 基調判断「横ばい」に据え置き

【神戸経済ニュース】兵庫県が20日に発表した9月の鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み)速報値は前月比2.9%上昇の92.3だった。2カ月ぶりに生産の増加を示した。指数の3カ月移動平均からみた生産活動の基調判断は据え置き、「横ばい傾向となっている」との見方を3カ月連続で示した。 主要9業種の生産指数のうち上昇は3業種だった。ただ指数に占めるウエートが最も大きい「電気・情報通信機械工業」が31.6%増と大幅...

10月の神戸港、輸出入総額が6カ月連続で前年比減 輸出は35カ月ぶり減

【神戸経済ニュース】神戸税関が16日に発表した10月の貿易統計(速報)によると、神戸港を通じた輸出入総額は前年同月比6.7%減の1兆0516億円だった。6カ月連続で前年同月を下回った。欧州連合(EU)向けの無機化合物が減少したことなどが影響して、輸出は35カ月ぶりに前年同月を下回った。輸入は石炭の輸入価格が大幅に下落したのを受けて6カ月連続の前年同月割れだった。ただ10月の輸出入総額としては昨年10月に次ぐ2番目...

10月の兵庫県倒産件数、13件増の45件 負債24億円に増加・帝国データ

【神戸経済ニュース】帝国データバンク神戸支店(神戸市中央区)がまとめた10月の兵庫県倒産件数(負債額1000万円以上の法的整理)は45件と、前年同月に比べて13件増加した。負債総額は24億4200万円で、前年同月(23億5200万円からやや増加した。負債総額の前年比増は3カ月連続。 業種別の内訳はサービス業が15件と最も多かった。小売業が12件、建設業が9件、製造業が4件、倒産要因別では不況型倒産が43件(いずれも販売不振)...

8月の兵庫県一致指数、2カ月ぶり低下 基調判断「悪化」に下方修正

【神戸経済ニュース】兵庫県が31日に発表した8月の兵庫県景気動向指数(兵庫CI、2015年=100)は、景気の現状を示す一致指数が前月比2.5ポイント低下の84.7だった。2カ月ぶりに低下した。国内の個人消費は堅調に推移しているが、海外需要の減速などで産が伸び悩む動きになったのを反映したようだ。兵庫県は同指数の動きによって判断する景気の基調判断を「悪化を示している」と下方修正した。 一致指数の低下は、機械工業生産...

9月の兵庫県有効求人倍率1.01倍に上昇 「持ち直しの動きに弱さ」据え置き

【神戸経済ニュース】厚生労働省の兵庫労働局が31日に発表した9月の兵庫県内の有効求人倍率(季節調整値)は、前月から0.02ポイント上昇の1.01倍だった。有効求人倍率は4カ月ぶりに1倍を上回った。ただ景気の先行き不透明感から雇用が多い建設業や製造業の間で、人手不足でも新たに従業員を採用するには慎重な動きが続いている。求職数の減少も続いた。このため兵庫労働局は足元の雇用情勢に大きな変化はないとみて、情勢判断を...

神戸港、7月のコンテナ総取扱個数4.4%減 外貿コンテナの減少続く

【神戸経済ニュース】神戸市が25日に発表した7月の神戸港の統計によると、同月の神戸港コンテナ総取扱個数は前年同月比4.4%減の23万6283個(20フィートコンテナ換算)だった。2カ月連続で前年同月を下回った。 輸出コンテナは7.6%減と4カ月連続で前年比減、輸入コンテナも3.9%減と4カ月連続で減少と、外貿コンテナの減少が目立った。 神戸税関が発表した7月の貿易統計では、半導体製造装置やゴム製品の輸出、自動車の部...

神戸空港、4〜9月期の旅客数4年ぶり過去最高170万人 9月は16%増

【神戸経済ニュース】空港運営会社の関西エアポートグループが25日に発表した2023年4〜9月の神戸空港旅客数は、前年同期比22%増の172万9965人だった。これまでの過去最高だった19年4〜9月期の170万4738人を上回り、4年ぶりに過去最高を更新した。発着枠拡大に伴う増便と、航空需要の回復を追い風に、新型コロナウイルスの感染拡大前を上回る旅客が神戸空港を利用した。 23年4〜9月の旅客数を19年4〜9月期と比較すると1...

8月の兵庫鉱工業生産、3カ月ぶり低下 基調判断「横ばい」に据え置き

【神戸経済ニュース】兵庫県が20日に発表した8月の鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み)速報値は前月比3.8%低下の89.6だった。3カ月ぶりに生産の減少を示した。指数の3カ月移動平均からみた生産活動の基調判断は据え置き、「横ばい傾向となっている」との見方を2カ月連続で示した。 主要9業種の生産指数のうち6業種が低下した。指数に占めるウエートが最も大きい「電気・情報通信機械工業」が20.2%減と大幅に低下...

9月の神戸市消費者物価、前年比3.0%上昇 家具家事用品は7.3%上昇に鈍化

【神戸経済ニュース】総務省が20日に発表した9月の神戸市消費者物価指数(CPI、2020年=100)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比で3.0%上昇の104.8になった。光熱費以外の値上がりが続いた「家事サービス」が前年比横ばいだったことなどもあり、同項目を含む中分類である「家具・家事用品」の値上がり率は7.3%に鈍化した。前月は9.8%の上昇だった。「電気代」は29.0%の低下。 10大費目別の指数を前年同期比で見ると、「...

9月の神戸港、輸出入総額が5カ月連続で前年比減 米国向け輸出は過去最高

【神戸経済ニュース】神戸税関が19日に発表した9月の貿易統計(速報)によると、神戸港を通じた輸出入総額は前年同月比0.1%減の1兆0652億円だった。小幅ながら5カ月連続で前年同月を下回った。円安が輸出額、輸入額とも押し上げたが、輸入数量が増えた石炭の価格やが前年同月に比べて下落して「鉱物性燃料」の輸入額が大幅に減少するなど、資源の輸入価格が低下したことなどが影響した。半面、輸出額は9月としては過去最高。...

9月の神戸市部マンション発売戸数68.6%減 契約率74.5%

【神戸経済ニュース】不動産経済研究所(東京都新宿区)が18日に発表した9月の近畿圏新築分譲マンション市場動向によると、神戸市部のマンション発売戸数は前年同月比68.6%減の55戸だった。発売月内に契約にたどりついた戸数の割合を示す契約率は74.5%になった。マンション販売が好調であることの目安になる契約率70%を2カ月連続で上回った。 神戸市部の平均価格は6753万円、1平方メートル当たりの分譲単価は89.0万円だった...

9月の兵庫県倒産件数、16件増の43件 負債5863億円・パナ液晶の特別清算で

【神戸経済ニュース】帝国データバンク神戸支店(神戸市中央区)がまとめた9月の兵庫県倒産件数(負債額1000万円以上の法的整理)は43件と、前年同月に比べて16件増加した。負債総額は5863億3300万円。パナソニックホールディングス(6752)が7月31日付で特別清算を決めたと発表していたパナソニック液晶ディスプレイ(姫路市)が、9月19日に神戸地裁姫路支部に特別清算を申請。この負債総額が5836億円だった。これを除く42件の...

20年度の神戸市、実質マイナス3.1%成長 コロナで名目生産額7兆円割れ

【神戸経済ニュース】神戸市は2日、2020年度の神戸市の経済成長率が物価変動の影響を除いた実質でマイナス3.1%だったと発表した。同年3月に神戸市で初めて新型コロナウイルスの感染が確認され、百貨店や飲食店などが営業の制約を受けたほか、全国的に外出を控える動きが広がったことで、経済活動が低調になったのを反映した。 支出側でみると、実質市内総生産(国の実質GDPに相当)の57.1%を占める家計消費は19年度に比べ...

兵庫日銀短観、全産業DIは3期連続で改善 上期の収益が想定上回る推移に

【神戸経済ニュース】日銀神戸支店が2日に発表した全国企業短期経済観測調査(短観、9月調査)の兵庫県分では、全産業の業況判断指数(DI)が前回調査から1ポイント改善のプラス10だった。業況判断DIの改善は3期連続。原材料高の価格転嫁が進んで企業の利ざやが改善したほか、自動車メーカーでの生産回復が製造業に幅広く波及した。23年度の収益は、特に大企業や中堅企業で当初の想定よりも大幅に改善すると見込む。ただ消...

神戸港、6月のコンテナ総取扱個数9.2%減 外貿コンテナが大幅減

【神戸経済ニュース】神戸市が発表した6月の神戸港の統計によると、同月の神戸港コンテナ総取扱個数は前年同月比9.2%減の23万1577個(20フィートコンテナ換算)だった。2カ月ぶりに前年同月を下回った。 輸出コンテナは10.4%減と3カ月連続で前年比減、輸入コンテナも14.4%減と3カ月連続で減少と、外貿コンテナの取り扱いが大幅に減少した。米国への輸出品や、中国からの輸入品が大幅に減少したとの見方があった。▽関連記事...

4〜6月期の兵庫県、実質GDP1.2%増 年率5.0%増・外需等が持ち直し

【神戸経済ニュース】兵庫県が29日に発表した4〜6月期の県内総生産(GDP、季節調整済み)は、物価変動の影響を除く実質(2015年基準)が1〜3月期との比較で1.2%増加した。年率換算では5.0%増と大きな増加になった。2四半期ぶりのプラス成長。外需などを示す「純移出等」が1兆7500億円と、前の四半期の1兆4373円億円から大幅に増加したのが寄与した。個人消費や企業の設備投資の減少を補った。 支出の項目別に見ると、...

7月の兵庫県一致指数、3カ月連続低下 基調判断「横ばい局面」を据え置き

【神戸経済ニュース】兵庫県が29日に発表した7月の兵庫県景気動向指数(兵庫CI、2015年=100)は、景気の現状を示す一致指数が前月比0.1ポイント低下の83.3だった。3カ月連続で低下した。国内の個人消費は堅調に推移する一方で、海外需要の減速を受けて、生産が伸び悩みつつあるのを反映したようだ。兵庫県は同指数の動きによって判断する景気の基調判断を据え置き、2カ月連続で「横ばい局面(下方への局面変化)」との見方を...

8月の兵庫県有効求人倍率は横ばい0.99倍 「持ち直しの動きに弱さ」据え置き

【神戸経済ニュース】厚生労働省の兵庫労働局が29日に発表した8月の兵庫県内の有効求人倍率(季節調整値)は、前月から横ばいの0.99倍だった。物価や人件費の上昇などから景気の先行きが見通しにくく、人手不足でも新たに従業員を採用するには慎重な動きが続いている。一方で求職数も減少。記録的な酷暑もあって、転職を目的としてハローワークを訪れる人が減少したとみられる。 兵庫労働局は足元の雇用情勢についての判断を据え...

神戸港で鶏卵の輸出が増加・神戸税関リポート 香港で人気・上期「シェア首位」

【神戸経済ニュース】神戸税関がこのほどまとめたリポートによると、神戸港から海外への鶏卵の輸出が増えている。香港で日本産鶏卵の人気が高まり、輸出が増えた結果、産地の近くの港湾ではなく、香港への定期船が毎日出ている神戸港へのシフトが進んだという。2023年1〜6月期(上期)は鳥インフルエンザの影響で関東地方からの輸出が減った結果、神戸港からの輸出額は全国シェア首位の23.0%になった。 神戸港からの鶏卵の輸出...

神戸空港、8月の旅客数は前年比5%増の31万3651人 新千歳便の利用率91%

【神戸経済ニュース】空港運営会社の関西エアポートグループが25日に発表した8月の神戸空港旅客数は、前年同月比5%増の31万3651人だった。新型コロナウイルスが法的に季節性インフルエンザと同じ扱いに移行してから初めての夏休みシーズンということもあり、年度末で人の移動が増えた3月以来の高水準になった。 路線別の旅客数をみると、新千歳便、花巻便、仙台便、茨城便、羽田便、松本便、高知便、長崎便、鹿児島便は前年同...

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