2月の神戸市消費者物価、前年比2.9%上昇 電気代の下落は一巡

20240322消費者物価

【神戸経済ニュース】総務省が22日に発表した2月の神戸市消費者物価指数(CPI、2020年=100)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比で2.9%上昇の105.8になった。ポリ袋や住居用洗剤、ティッシュなどを示す「家事用消耗品」が9.7%上昇。和服やシャツ、セーター、履物などに含まれない「他の被服」が8.1%上昇の102.3などと、上昇が目立った。一方で「電気代」は2.3%下落と、政府の補助による電気代の引き下げから1年が経過したことで、1月の下落率(22.7%)よりも縮小した。

 10大費目別の指数を前年同期比でみると、9費目が上昇。「教養娯楽」「生鮮食品を除く食料」「家具・家事用品」「被服および履物」「住居」「保健医療」「交通・通信」「諸雑費」「教育」が値上がりした。値下がりしたのは前月と同じ「光熱・水道」だけだった。

 欧米などで使うことが多い指標「生鮮食品およびエネルギーを除く総合」は前年同月比3.5%上昇。先月(3.5%上昇)と同水準の上昇率だった。

 全国統計では、総務省が同日発表した1月の全国消費者物価指数(2020年=100、生鮮食品を除く総合)が106.5と前年同月に比べ2.8%上昇した。前月比(季節調整値)では横ばいだった。

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