3月の神戸港、輸出入総額が11カ月連続で前年比減 3カ月ぶり1兆円超

20240418貿易統計

【神戸経済ニュース】神戸税関が17日に発表した3月の貿易統計(速報)によると、神戸港を通じた輸出入総額は前年同月比5.9%減の1兆0523億円だった。3カ月ぶりに1兆円の大台を回復したが、前年同月を下回るのは11カ月連続。輸出は前年同月に1隻あった船舶の輸出がなくなったのが響いた。輸入は11カ月連続の前年比減。中国、東南アジアからの輸入が減少した。

 輸出額は前年比0.5%減の7000億円だった。前年同期に1隻あったバハマ向けの船舶輸出は108億円だった。これを除けば輸出は増加した形になる。中国、シンガポール、香港などへの「精油・香料および化粧品類」が45.1%減の123億円。数量ベースの減少は14.5%減にとどまり、低価格品の割合が高まった計算だ。半面、台湾や中国向けの「プラスチック」は16.1%増の489億円、「重電機器」は中国向けやチェコ向けなどが増えて28.0%増の227億円と増加。プラスチック、重電機器ともに月間の輸出額としては過去最高を記録した。

 輸入額は前年比15.0%減の3523億円。ギリシャやルーマニアなどからの「たばこ」の輸入額が47.3%減少した。国際価格が前年同月を下回ったことから、オーストラリアやカナダなどからの石炭を中心とした「鉱物製燃料」の輸入額も減少。ただ石炭の輸入は重量ベースで53.4%増と逆に伸びた。「医薬品」は54.0%減の70億円。シンガポールやスウェーデンからの輸入が減った。一方で「金属鉱およびくず」は64.4%増の115億円を輸入。3月の輸入額としては過去最高を記録した。

 地域別では米国向けの輸出が3月としては過去最高。荷役機械や農業用機械などの輸出額が膨らんだ。3月の平均為替レートは1ドル=149円45銭と、前年同期に比べて14円48銭の円安・ドル高だった。日本の輸出入総額に占める神戸鋼のシェアは前月比0.1ポイント上昇の5.7%だった。


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