斎藤兵庫知事、県版Go To Eat「新型コロナでの落ち込み回復でも重要」

【神戸経済ニュース】兵庫県の斎藤元彦知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は12日に開いた2022年度9月補正予算についての記者会見で、同補正予算に盛り込んだ「兵庫県版Go To Eat」について、「新型コロナウイルス(による影響)からの落ち込みをしっかりリカバー(回復)していく意味でも重要」と述べ、住民向けの物価高対策であると同時に、事業者支援でもある点を強調した。「飲食はすそ野が広い産業であり、県としてもし...

兵庫県、総額649億円の9月補正予算 県版「Go To Eat」に約9億円など

【神戸経済ニュース】兵庫県は12日、総額649億円の2022年度9月補正予算案を発表した(表)。患者数の拡大に伴って確保する病床を1712床に増やしたため、空床確保の予算を増額。重点医療機関向けの空床確保に294億円を計上。加えて入院患者を受け入れた医療機関に対する運営経費の支援(患者1人あたり1日1万2000円)の追加で12億円を計上した。これら「今後の感染拡大に備えた医療提供・検査体制の充実」で477億円と、今回の補...

神戸市、総額148億円の9月補正予算案 コロナ対策の下期分を計上

【神戸経済ニュース】神戸市は7日、総額148億円の9月補正予算案を発表した。当初予算には4〜9月の上期分しか計上していなかった新型コロナウイルス対策について、10月以降の下期分も盛り込むことのを柱とした。医療提供体制の安定的確保や宿泊療養施設の運営、検査・疫学調査などに合計150億円を計上。その他の支出もある一方で、予備費を6億8000万円減額する予算もあわせて計上した。 新型コロナ関連以外では、フードバンク...

兵庫県、初のグリーン債10年0.384%・20年0.966% 210団体が投資表明

【神戸経済ニュース】兵庫県は7日、機関投資家向けに発行する10年物の公募地方債「兵庫県令和4年度第4回公募公債(グリーンボンド・10年)」と、同20年物の「兵庫県第44回20年公募公債(グリーンボンド)」の発行条件を決めた。発行額は各100億円、合計200億円とした。いずれも9月20日に発行し、利払日は毎年3月20日および9月20日(初回:2023年3月20日)。 10年債の表面利率は0.384%、発行価格は100円(応募者利回り0.384...

兵庫県、初のグリーンボンドを起債 10年・20年2本建て合計200億円

【神戸経済ニュース】兵庫県は7日、機関投資家向けに発行する2本建ての公募地方債「兵庫県令和4年度第4回公募公債(グリーンボンド・10年)」「兵庫県第44回20年公募公債(グリーンボンド)」の発行条件を決めた。国際資本市場協会(ICMA)の「グリーンボンド原則2021」と、環境省「グリーンボンドガイドライン2022年版」への適合性について外部の評価を受けた、兵庫県としては初のグリーンボンド。適合性についての評価は...

兵庫県、初のグリーンボンドでIRを積極化 最速9月起債・販売先の多様化期待

【神戸経済ニュース】資金使途を環境に寄与する施策に限る「グリーンボンド」の初めての起債を控え、兵庫県がIR(投資家向け広報)を積極化している。財務部財政課の担当者らが、連日で投資家らとテレビ会議を重ねている(写真)。最速で9月に起債すると公表したことで、この時期を目標に金融機関や運用会社、企業や団体といった機関投資家に購入を呼びかける。10年債と20年債の2本建てで起債する計画だが、特に20年債は公募地...

神戸市SDGs債、みずほ銀・加古川市・石原ケミなど新規に投資表明

【神戸経済ニュース】神戸市が25日に5年物の公募地方債「神戸市SDGs債」を起債したのに伴い、新たに7社・団体が同債券への投資を表明した。神戸市によると、さらに1者が近く投資表明を予定しているという。 今回5年債の起債を機に投資を表明した7社・団体は、みずほ銀行、日本地震再保険、北洋銀行(8524)、加古川市、神戸商工貿易センター(神戸市中央区)、岡山県市町村総合事務組合(岡山市北区)、石原ケミカル(44...

神戸市5年債、発行利回り0.120%に条件決定 発行額300億円

【神戸経済ニュース】神戸市は25日、機関投資家向けに発行する5年物の公募地方債「神戸市令和4年度第1回公募公債(5年)」の発行条件を決めた。表面利率は0.120%、発行価格は100円(応募者利回り0.120%)、10年物国債347回債に対する上乗せ幅(スプレッド)は0.095%になった。発行額は300億円。9月5日に発行し、償還日は2027年9月3日。利払い日は毎年3月5日と9月5日。 昨年11月に発行した前回5年債(応募者利回り...

道府県から政令市に権限・財源移譲など要望 久元神戸市長、自民総務部会で

【神戸経済ニュース】政令市の20市長で構成する指定都市市長会で会長を務める久元喜造神戸市長は24日、自民党本部(東京都千代田区)で開催した同党の総務部会関係合同会議にテレビ会議システムを通じて出席し、道府県から政令市への権限・財源移譲などについて要望した(写真)。久元市長は「義務教育に関する権限の大部分が道府県から指定都市(政令市)に移譲された際は、税源の移譲も行われた。このような対応を引き続きお願い...

神戸市21年度決算、2年ぶり財源対策なし 新型コロナ対策の自主負担減

【神戸経済ニュース】神戸市が発表した2021年度決算は、一般会計が10億3700万円の黒字(20年度は3億円の黒字)だった。20年度に実施した財源対策は2年ぶりに実施せず、実質収支を黒字化できた。歳入・歳出の規模は、20年度に1人あたり10万円を配布した特別定額給付金がなくなった分、縮小した。一方で新型コロナウイルス対策の関連事業は国庫支出金で手当てする制度整備によって、神戸市の自主財源による負担は減少した。 21年...

兵庫県の21年度、一般会計は実質34億円の黒字 税収最高・県債残高657億円増

【神戸経済ニュース】兵庫県が18日に発表した2021年度の決算は、一般会計の実質単年度収支が217億円の実質黒字(20年度は2300万円の黒字)だった。県税収入が8737億円(20年度比726億円増)と想定以上に増えて過去最高を更新した一方で、地方交付税も増えた。この黒字額は過去最高になったが、県税収入が上振れしたことで22年度以降に普通交付税が減額される。この減額分を差し引くと実質的には34億円の実質黒字になる。新型コロナ...

兵庫県、30年定時償還債の利率0.804%に決定 100億円・機関投資家向け

【神戸経済ニュース】兵庫県は10日、定時償還条項が付いた30年物の公募地方債「兵庫県第13回30年公募公債(定時償還)」の発行条件を決めた。表面利率は0.804%、発行価格は100円(応募者利回りは0.804%)、発行額は100億円とした。20年物国債168回債に対する上乗せ幅(スプレッド)は0.18%になった。 8月22日に発行し、最終償還日は2052年8月22日。26年2月22日以降、毎年2月22日と8月22日の利払い日には、額面の1.85%ず...

神戸市、次回発行の公募地方債を5年・20年に 各200億円「神戸市SDGs債」

【神戸経済ニュース】神戸市は次回発行する公募地方債の年限を5年債、20年債に決めたと5日、明らかにした。発行額はそれぞれ200億円程度を見込んでおり、合計400億円程度の資金調達を予定する。条件決定の時期は5年債が最速で8月下旬、20年債は最速で10月上旬を予定している。神戸市としては2022年度の最初の公募債の起債になる。 主幹事は5年債が大和証券(事務)、SMBC日興証券、ゴールドマン・サックス証券、みずほ証...

兵庫県のグリーンボンド、最速で9月起債へ JCRの評価取得・全国初20年債も

【神戸経済ニュース】兵庫県は3日、今年度に発行する兵庫県としては初めてのグリーンボンドの発行概要を発表した。年限は10年と20年の2本立てで各100億円の発行を予定。公募地方債として20年物のグリーンボンドを発行するのは国内で初めてだ。国際資本市場協会(ICMA)によるグリーンボンド原則などに準拠したとの評価を日本格付研究所(JCR)から取得した。起債の時期は最速で9月を予定。機関投資家向けに販売する。 2...

神戸市への交付税、実質11.1%減の1082億円 うち臨財債297億円・総務省

【神戸経済ニュース】総務省は26日、国が地方に分配する地方交付税について2022年度の算定結果を公表した。神戸市への交付額は前年度比13.8%増の785億円で、臨時財政対策債の発行可能額を同43.7%減の297億円とした。合計すると国は神戸市に、実質的に1082億円を支出する計算。この金額は前年度に比べ11.1%減少した。法人税収の増加などで、神戸市を含む全国の自治体の財政が改善したのに対応した。 兵庫県に対する地方交付税は...

兵庫県、国の来年度予算にコロナ関連など5分野を重点要望 国会議員向け説明会

【神戸経済ニュース】兵庫県は衆院第1議員会館(東京都千代田区)の会議室で、国の2023年度予算に対する同県の要望について、国会議員向けの説明会を20日に開催した。兵庫県は原油高・物価高・新型コロナウイルスへの対策など5分野について重点的に、各省庁向けに要望すると説明。県選出の衆参国会議員らは、代理出席も含め25人ほどが集まった。 要望は「原油価格・物価高騰対策、新型コロナ感染症対策の推進」「新しい成長の種...

兵庫県、30事業の見直し着手 「事業レビュー」で施策効率化・今年度から

【神戸経済ニュース】兵庫県の斎藤元彦知事(写真左=兵庫県が配信した動画より)は19日の定例記者会見で今年度から、施策を効率化して住民の利便性向上などにつなげるための事業の見直し「ひょうご事業改善レビュー」を実施すると発表した。あわせて見直しの対象にする30事業も示した。斎藤知事は「財源が急に増えることが見込めない中で、いまある事業をどうやって新しい時代にあった事業に変えるか、良い効果的な施策にできるか...

兵庫県、10年債の利率0.354%に決定 100億円・機関投資家向け

【神戸経済ニュース】兵庫県は14日、10年物の公募地方債「兵庫県令和4年度第3回公募公債」の発行条件を決めた。表面利率は0.354%、発行価格は100円(応募者利回りは0.354%)、発行額は100億円とした。10年物国債367回債に対する上乗せ幅(スプレッド)は0.12%になった。 7月27日に発行し、償還日は2032年7月27日。利払い日は毎年1月27日と7月27日だ。機関投資家向けに販売し、野村証券(事務)、三菱UFJモルガン・ス...

神戸市、物価高対策やウクライナ避難民支援を盛り込む 国への予算要望・23年度

【神戸経済ニュース】神戸市がまとめた2023年度の国家予算に対する提案・要望では、物価高対策やウクライナ避難民支援などを含めた91項目を盛り込んだ。項目数は新型コロナウイルス対策の項目が増えた昨年の94項目からは減った。ただ引き続き新型コロナ対策では自治体独自の取り組みへの支援や、円滑なワクチン接種などを改めて要望した。加えて重点項目の最初に「グリーン社会の実現」を初めて章立てし、水素エネルギーの活用を支...

神戸市、総額75億円の6月補正予算案 原油高・物価高での中小企業支援など

【神戸経済ニュース】神戸市は6日、新型コロナウイルスの感染が広がる中での原油高・物価高に対する住民や中小企業の支援などを柱にした総額75億円の2022年度6月補正予算案を発表した。子育て世帯生活支援特別給付金や、介護・障害福祉サービス施設などへの運営支援、プレミアム付電子商品券の発行、公共交通事業者への運行継続支援事業などを盛り込んだ。駅前駐輪場関連や六甲山シカ対策なども計上する。 中小企業支援の一環で...

兵庫県、20年債の利率0.298%・20年定時償還債の利率0.446%に決定

【神戸経済ニュース】 兵庫県は3日、20年物の公募地方債「兵庫県第43回20年公募公債」と、提示償還条項が付いた20年物の公募地方債「兵庫県第12回20年公募公債(定時償還)」の発行条件を決めた。 20年債の表面利率は0.791%、発行価格は100円(応募者利回りは0.791%)、発行額は150億円とした。20年物国債180回債に対する上乗せ幅(スプレッド)は0.20%になった。6月20日に発行し、償還日は2052年6月20日。毎年6月20日と1...

(動画)フィギュア坂本花織選手「通年リンクがほしい」 三原選手と神戸市表彰

【神戸経済ニュース】神戸市は31日、フィギュアスケート女子で北京冬季五輪銅メダリストの坂本花織選手(シスメックス)に神戸栄誉賞、四大陸選手権で優勝した三原舞依選手(同)に神戸スポーツ特別賞を贈る表彰式を神戸市役所で開催した。3月に世界選手権を制した坂本選手は、神戸スポーツ特別賞とのダブル表彰になり、「お祝いをしてもらえるのは、来季はもっといい成績を残そうと思えるきっかけになる」と話した。そのうえで練...

斎藤兵庫知事、ふるさと納税「県として大きく方針転換した」 返礼品を大幅拡充

【神戸経済ニュース】兵庫県の斎藤元彦知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は26日の定例記者会見で、ふるさと納税について「方針を県として大きく転換した」と述べ、「井戸(前)知事のときは慎重だった」返礼品などを活用した寄付金の受け入れを、今後積極的に増やすこと強調した。斎藤知事は理由として「県外に18億円が出て行って、1〜2億円しか県内に入ってこないということで、財政的にも『入り』を増やしていくのが大事...

兵庫県、総額142億円の6月補正予算案 原油高対策の一時支援金に96億円など

【神戸経済ニュース】兵庫県は26日、総額142億円の2022年度6月補正予算案を発表した。原油高・物価高の対策として中小企業や個人事業主に支給する一時支援金の予算を96億円計上するなど、政府の経済対策を活用した原油高・物価高対策が柱だ。原油高に伴う公共交通機関(トラックやタクシー、生活航路を含む)への支援が3億5000万円、農林水産事業者への支援を10億6000万円などとした。原油高や物価高対策での事業者への支援は合...

兵庫県が5年債の発行条件、利回り0.075%・100円 発行額100億円

【神戸経済ニュース】兵庫県は20日、機関投資家向けに発行する5年物の公募地方債「兵庫県令和4年度第2回公募公債」の発行条件を決めた。表面利率は0.075%、発行価格は100円(応募者利回りは0.075%)になった。10年物国債第346回債に対する上乗せ幅(スプレッド)は0.060%になった。発行額は100億円。発行日は6月1日、償還日を2027年6月1日とした。 17日に投資家向けに聞き取り調査、18日からはスプレッド0.060%を仮条...

兵庫県、10年債の利率0.299%に決定 100億円・機関投資家向け

【神戸経済ニュース】兵庫県は14日、10年物の公募地方債「兵庫県令和4年度第1回公募公債」の発行条件を決めた。表面利率は0.299%、発行価格は100円(応募者利回りは0.299%)、発行額は100億円とした。10年物国債366回債に対する上乗せ幅(スプレッド)は0.065%になった。 4月25日に発行し、償還日は2032年4月25日。利払い日は毎年4月25日と10月25日だ。機関投資家向けに販売し、三菱UFJモルガン・スタンレー証券(事務...

22年度の神戸市債、年1000億円を発行予定 通年主幹事の全体総括に大和証券

【神戸経済ニュース】神戸市は31日、2022年度の資金調達に向けて公募地方債の発行計画を発表した。神戸市債は21年度に比べ500億円少ない1000億円を発行する。これとは別に200億円の共同地方債を発行する計画だ。神戸市債は計画時点で年限区分を設けず、いわゆる「フレックス枠」に全額を位置付ける。非公募債も含め、すべての起債を「神戸市SDGs債」として発行するのは21年度と同様だ。 同時に22年度の主幹事体制も発表した。...

兵庫県、総額350億円の3月補正予算案 飲食店の時短要請で協力金

【神戸経済ニュース】兵庫県は30日、総額350億円の2021年度3月補正予算案を発表した。2月21日〜3月21日に、新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」が兵庫県に適用されたことで、営業時間短縮の要請に応じた飲食店に対して支払う協力金を手当てする。財源は全額、国庫支出金である地方創生臨時交付金を充てる。30日の兵庫県議会本会議に提出して可決、成立する見通し。▽関連記事・兵庫県の22年度予算案、一般会計4年ぶり...

神戸市の22年度予算が成立 4年連続の増額予算・市議会本会議

【神戸経済ニュース】神戸市議会は28日午前に開いた本会議で、2022年度予算案を賛成多数で可決。22年度予算が成立した。一般会計は自民、公明、維新、立憲、国民友愛、共創国民などが賛成。共産、つなぐが反対したが、賛成が多数を構成した。特別会計や公営企業会計では、共産とつなぐ、または共産単独で反対した議案があったが、すべて全会一致または賛成多数になり、関連する全議案を可決した。 22年度予算は4年連続の増額予算...

神戸市、財政調整基金に60億円を積み立て 税収上振れで・3月補正予算案

【神戸経済ニュース】神戸市が11日に発表した2021年度3月補正予算案では、総額136億6200万円のうち60億円を財政調整基金に積み立てる。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて当初予算では慎重に見積もった法人市民税などが、想定よりも上振れしたため。税収が増えると、国から受け取る交付税が減少することもあり、財政調整基金に積み立てて、22年度以降の財源不足などに備える。 財政調整基金は自治体の「貯金」とも呼ばれ、使...

須磨ヨットハーバーもっと身近に、1億2000万円計上 神戸市22年度予算案より

【神戸経済ニュース】神戸市の2022年度予算案では、神戸港の港域としては西端部にあたる須磨エリアの活性化に1億2000万円を計上した。このうち新規の予算は6000万円で、須磨ヨットハーバー(神戸市須磨区)の再整備を検討するなど、新たな須磨海浜公園が24年に完成するのを見越した周辺地域の活性化をめざす。さらに須磨から淡路島や神戸港中突堤(神戸市中央区)などとの間で、新たな航路開設に向けた実証事業も計画した。 須磨...

久元神戸市長「困難に直面しているからこそ新たな発想」 22年度予算案・議会説明

【神戸経済ニュース】神戸市の久元喜造市長(写真=神戸市議会が配信した動画より)は17日に開幕した神戸市議会の本会議で、2022年度予算案について説明し「コロナという困難に直面しているからこそ、そこで立ちすくむのではなく、新たな発想、手法、創意工夫、チャレンジ精神のもと新たな時代をリードする、新たな暮らしと土地の魅力を創造することにより、市民が神戸を誇りに思う『海と山がはぐくむグローバル貢献都市』をめざす...

兵庫県の22年度、公募債1800億円発行へ うち200億円は初のグリーンボンドに

【神戸経済ニュース】兵庫県は22年度予算に合わせて、同年度に1800億円の公募地方債を発行する発行計画を発表した。21年度の実績見込みに比べて500億円の減額になる。国からの地方交付税による手当てが増え、臨時財政対策債の発行が減るため。機関投資家向け。住民参加型「兵庫県民債」「兵庫のじぎく債」の発行は引き続き見送る。 このうち200億円程度は兵庫県債として初のSDGs債(グリーンボンド)を発行する計画だ。年限は...

久元神戸市長、22年度予算案「コロナ後を見据え街を進化させる」 記者会見

【神戸経済ニュース】神戸市の久元喜造市長は16日に記者会見して2022年度予算案を発表した。今回予算を編成するうえでは「新型コロナウイルスの感染収束後を見据えたうえで、神戸の街を進化させる」ことのを念頭に置いたと話した。新型コロナの克服という「目の前の課題には向き合ったうえで、神戸経済も前向いて元気になるようなことを、経済界のみなさんと一緒に考えていく」という。そのために神戸商工会議所や、神戸経済同友会...

神戸市22年度予算案、一般会計1.9%増の8868億円 4年連続の増額

【神戸経済ニュース】神戸市は16日、一般会計を2021年度の当初予算比1.9%増の8868億円とする22年度予算案を発表した。4年連続の増額予算で、一般会計の規模は阪神・淡路大震災の復興基金に大幅な支出があった2005年以来の高水準になる。ワクチン接種に向けた体制整備や宿泊療養施設の運営など、新型コロナウイルス対策を中心として「物件費等」が1.7%増の1587億円と引き続き高水準で推移する。インフラ建設などの予算である投資...

斎藤兵庫知事、22年度予算案「包摂と挑戦を両輪に課題解決」 議会で提案説明

【神戸経済ニュース】兵庫県の斎藤元彦知事(写真中央=兵庫県議会が配信した動画より)は16日に開幕した兵庫県議会「第357回2月定例会」に22年度予算案を提出し、提案説明で「包摂(ほうせつ)と挑戦を両輪とする『躍動する兵庫』の実現に向けて、県民とともに取り組むことで、少子化や人口流出に歯止めをかける、地域いや経済の活力を持続的に高めるといった課題も必ず解決できると信じる」と予算編成に向けた姿勢を強調した。2...

兵庫県の22年度予算案、一般会計4年ぶり減額2兆3833億円 全会計5年ぶり減

【神戸経済ニュース】兵庫県は15日、一般会計が過去最高だった21年度当初予算に比べ12.7%減の2兆3833億円とする2022年度の予算案を発表した。一般会計は18年度以来4年ぶりの減額予算とした。社会保障費などが増加して行政経費がかさむなかで、人件費を抑制したほか、県政改革方針に基づいて投資的経費を削減。財政の将来負担軽減をめざす姿勢を鮮明にした。22年度は斎藤元彦知事が就任して初めて編成する年度予算だ。特別会計と...

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