久元神戸市長「困難に直面しているからこそ新たな発想」 22年度予算案・議会説明

20220217久元市長議会

【神戸経済ニュース】神戸市の久元喜造市長(写真=神戸市議会が配信した動画より)は17日に開幕した神戸市議会の本会議で、2022年度予算案について説明し「コロナという困難に直面しているからこそ、そこで立ちすくむのではなく、新たな発想、手法、創意工夫、チャレンジ精神のもと新たな時代をリードする、新たな暮らしと土地の魅力を創造することにより、市民が神戸を誇りに思う『海と山がはぐくむグローバル貢献都市』をめざす」と述べ、4年連続の増額になる積極予算を編成したことを説明した。

 久元市長は、新型コロナウイルス対策に大きな人的資源や資金を投入しながら、生活や経済活動を維持・回復させていくという「前例のない難題に立ち向かっている」と現状認識を示した。ただ「人口減少や少子高齢化に伴なう生産年齢人口の減少、地域活動のにない手不足、社会保障関係費の増大など感染症の出現前からの課題は依然として存在し続けている」と指摘した。

 このため「目の前に迫る感染症の危機に対し、あらゆる政策体制を総動員して対応していくこと」と「これまで取り組んできた課題に対しても目を背けることなく、持続可能な大都市経営を行なっていく」ことを両立させる必要があり、そのために「ウィズコロナ時代、そしてやがて訪れるポストコロナ時代を見据え、対応策を練り上げ、スピード感を持って立ち向かっていく」と意気込んだ。

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