(動画)フィギュア坂本花織選手「通年リンクがほしい」 三原選手と神戸市表彰



【神戸経済ニュース】神戸市は31日、フィギュアスケート女子で北京冬季五輪銅メダリストの坂本花織選手(シスメックス)に神戸栄誉賞、四大陸選手権で優勝した三原舞依選手(同)に神戸スポーツ特別賞を贈る表彰式を神戸市役所で開催した。3月に世界選手権を制した坂本選手は、神戸スポーツ特別賞とのダブル表彰になり、「お祝いをしてもらえるのは、来季はもっといい成績を残そうと思えるきっかけになる」と話した。そのうえで練習環境が充実するよう、神戸市に要望した。

 式典では久元喜造市長が、冬季はスケートリンクを開設し、坂本選手や三原選手の練習場でもある神戸市立ポートアイランドスポーツセンター(神戸市中央区)が2026年に隣接地に再整備するのを念頭に「神戸市としても施設、練習環境がいま以上によいものになるように、少し時間をいただくかもしれませんが取り組んでいきたい」と述べ、スケート施設の充実させる方針を強調した。

 一方で式典の終了後に取材に応じた坂本花織選手は「兵庫県で通年使えるリンクは西宮(ひょうご西宮アイスアリーナ=西宮市)だけなので、どうしても夏になるとフィギュアは全員そこに集まるし、もちろんホッケーやショートトラックもみんな集まってしまう」と話し、特に夏季の練習環境の厳しさを訴えた。新たに整備する施設には「通年(リンク)がほしいです」と強調。三原選手も「通年リンクのありがたみはすごく感じる」と話していた。

 だが神戸市が2月28日に公表した再整備するポートアイランドスポーツセンターの基本計画案によると、夏季は競技用のプール、冬季はスケートリンクと使い分ける。このほか幅広い年齢層の水泳教室などに使う通年プールを備える。スケートリンクを大会の会場として使うための機能は維持するが、案の段階とはいえ現時点では通年リンクは設けない公算が大きい。限られた予算と土地をどう有効活用するかは議論の的だが、「五輪メダリストの声」は届くだろうか--。

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