斎藤兵庫知事、22年度予算案「包摂と挑戦を両輪に課題解決」 議会で提案説明

20220216斎藤知事議会

【神戸経済ニュース】兵庫県の斎藤元彦知事(写真中央=兵庫県議会が配信した動画より)は16日に開幕した兵庫県議会「第357回2月定例会」に22年度予算案を提出し、提案説明で「包摂(ほうせつ)と挑戦を両輪とする『躍動する兵庫』の実現に向けて、県民とともに取り組むことで、少子化や人口流出に歯止めをかける、地域いや経済の活力を持続的に高めるといった課題も必ず解決できると信じる」と予算編成に向けた姿勢を強調した。22年度予算案は、21年8月1日におよそ20年ぶりに交代して新たに斎藤知事が就任して以来、初めて編成した年間の予算案になった。

 予算編成にあたっては「新たな成長の種をまく」「地域の価値を高める」「安全安心の網を広げる」と3つの視点を重視したと説明。成長の種として、中高生向けの起業教育などスタートアップの育成強化や、DX(デジタルトランスフォーメーション)などを活用した中小企業・地場産業・農林水産業・新たな観光産業の支援、姫路港での水素活用などを盛り込んだことを話した。

 地域の価値向上に向けては、25年の国際博覧会(大阪・関西万博)に向けた大阪湾ベイエリアの活性化や、県庁舎を含む元町周辺のグランドデザイン検討などに言及。安心安全の網として、ヤングケアラー支援体制の構築や発達障害児の保育園入園の拡充などに予算を計上したことを示した。

 さらに新たに作成した「県政改革方針案」についても言及。「就任後、庁内協議を進める中で本県の財政状況は外から見ていた以上に厳しいことが分かった」と述べ、財政の効率的な運営の必要性を訴えた。だが、一般的には兵庫県には財政的な余力があるという印象を持っている人が多いとも指摘。「就任直後の今だからこそ、県の財政の実情を見える化し、改革の姿勢は示さなければならない」とも強調した。

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