3月の兵庫県一致指数は2.9ポイント低下 基調判断は「悪化」据え置き

 兵庫県が29日に発表した3月の兵庫県景気動向指数(兵庫CI、2015年=100)速報値は、景気の現状を示す一致指数が前月から2.9ポイント低下の82.9だった。基準年である2015年以降の最低を2カ月連続で更新した。所定外労働時間数(全産業)の減少や、大口電力消費量の減少、実質百貨店販売額の減少などの影響が大きかった。兵庫県は、同指数の動きによって判断する景気の基調判断を据え置き、5カ月連続で「悪化を示している」との見方を示した。

 数カ月先の景気を示す先行指数は前月比0.6ポイント上昇の103.7と、2カ月ぶりに改善した。着工新設住宅戸数の増加、生産財生産指数の上昇、新規求人数の増加などが寄与した。

 内閣府が23日に発表した同月の全国の景気動向指数(CI、2015年=100)改定値は、一致指数が前月比 5.2ポイント低下の90.2と、2カ月連続で悪化した。内閣府は国内景気の基調判断を「悪化を示している」に据え置いた。同判断は8カ月連続。

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