3月の兵庫鉱工業生産、2カ月ぶり増加 基調判断「やや弱い動き」据え置き

20200526鉱工業生産

 兵庫県が26日に発表した3月の鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み)速報値は前月比2.3%上昇の98.8だった。2カ月ぶりに生産の増加を示した。兵庫県は生産活動の基調判断を据え置き、2カ月連続で「やや弱い動きがみられる」との見方を示した。

 主要9業種の生産指数では5業種が上昇した。鉱工業生産指数に占めるウエートが2番目に大きい「化学工業」が0.8%上昇。化粧品や自動車排気ガス浄化用触媒などの生産が増加した。このほか「輸送機械工業」が16.1%上昇、「生産用機械工業」が0.9%上昇だった。半面、指数に占めるウエートが最も大きい「電気・情報通信機械工業」が12.2%低下した。

 同じ月の全国統計では、経済産業省が19日に発表した鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み)確報値が前月比3.7%低下の95.8だった。

▽関連記事

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

神戸経済ニュース twitter

広告

神戸経済ニュースについて

神戸経済ニュース

Author:神戸経済ニュース
「神戸を知ると世界が分かる」を合い言葉に、神戸の景気・企業・金融・経済政策などにまつわる話題を随時お伝えします。すべての記事がオリジナルです。

詳しくはこちら。

広告