4月の兵庫県一致指数、2カ月ぶり上昇 基調判断「悪化」に据え置き 

 兵庫県が28日に発表した4月の兵庫県景気動向指数(兵庫CI、2015年=100)速報値は、景気の現状を示す一致指数が前月比3.0ポイント上昇の99.2と、2カ月ぶりに改善した。製造業の企業収益率の改善や、鉱工業生産指数の上昇、着工建築物床面積の増加などが寄与した。ただ兵庫県は、同指数の動きによって判断する景気の基調判断は「悪化を示している」に据え置いた。

 一方、数カ月先の景気を示す先行指数は前月比6.4ポイント上昇の106.0と、2カ月ぶりに改善した。新車登録台数や着工新設住宅戸数、新規求人数企業などが増加したのが寄与した。

 内閣府が27日に発表した4月の全国の景気動向指数(CI、2015年=100)改定値は、景気の現状を示す一致指数が前月比1.0ポイント上昇の102.1と、2カ月ぶりに改善した。内閣府は国内景気の基調判断を前月に続き2カ月連続で「悪化を示している」とした。

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

広告

カレンダー

03 | 2024/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -

広告

★神戸経済ニュースからのお知らせ

広告