19年12月の兵庫県一致指数、3カ月ぶり上昇 基調判断は「悪化」据え置き

 兵庫県が28日に発表した2019年12月の兵庫県景気動向指数(兵庫CI、2015年=100)速報値は、景気の現状を示す一致指数が前月比2.6ポイント上昇の91.5と、3カ月ぶりに改善した。着工建築物床面積の増加や、機械工業生産指数の上昇、輸入通関実績の増加などが寄与した。兵庫県は、同指数の動きによって判断する景気の基調判断を据え置き、2カ月連続で「悪化を示している」との見方を示した。

 数カ月先の景気を示す先行指数は前月比5.0ポイント上昇の109.2と、2カ月連続で改善した。鉱工業製品在庫率指数の低下、日経商品指数(42種)、着工新設住宅戸数の増加などが寄与した。

 内閣府が25日に発表した同月の全国の景気動向指数(CI、2015年=100)改定値は、一致指数が前月比0.6ポイント低下の94.1と、4カ月連続で悪化した。内閣府は国内景気の基調判断を「悪化を示している」に据え置いた。同判断は5カ月連続。

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