神戸空港、1月の旅客数が前年比14.2%増 新千歳・那覇便など利用率上昇

 空港運営会社の関西エアポートグループが25日発表した1月の神戸空港旅客数は、前年同月比14.2%増の28万1053人と高い伸び率が続いた。1月の旅客数としては過去最高。発着枠の拡大を受けた8月からのスカイマークの増便に加え、10月からフジドリームエアラインズ(FDA)が神戸空港に定期便を新規就航したことなどが引き続き寄与した。

 一方で神戸市の発表によると、提供座席数のうち幼児を除く有料利用者数の割合を示す「利用率」は年末年始でビジネス客の利用が減り、全便で合算すると72.3%と前月(73.6%)をやや下回った。路線別に利用率をみると、羽田便は81.6%と前月に比べ低下した。仙台便や茨城便、鹿児島便などビジネス客の多い路線の利用率が低下。半面、新千歳便は79.6%、那覇便は67.4%で、いずれも前月に比べて上昇した。

 1月の発着回数は2791回と前年同月に比べて15.7%増えた。内訳は旅客便が2228回(前年同月は1800回)、プライベート機や小型機などを含む「その他」が563回(前年同月は612回)だった。

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神戸空港、5月の旅客数が前年比3.5%増 レジャー需要で那覇便が11%増など (2019/06/25)

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