神戸空港、10月の旅客数が前年比6.8%増 増便が寄与、出雲便は出足鈍い

 空港運営会社の関西エアポートグループが25日発表した10月の神戸空港旅客数は、前年同月比6.8%増の29万3787人と高い伸び率が続いた。発着枠の拡大を受けた8月からのスカイマークの増便で、旅客数が増加した。10月27日からフジドリームエアラインズが神戸空港に定期便を新規就航。松本便と出雲便を開設したのも寄与した。提供座席数に占める、幼児を除く有料利用者数の割合を示す「利用率」が全便を合算しても80.5%と高水準になるなど、航空需要も活発だった。

 路線別では、幼児を含まない有料利用者ベースで、スカイマークが増便した茨城便と長崎便がそれぞれ前年同月比35.2%増、26.0%増と大幅に旅客数が伸びた。一方、羽田便は4.1%減になったが、同路線の利用率は85.7%と依然として高水準だ。新規就航した松本便の利用率は10月27〜31日の5日間で80.8%と好調だったが、出雲便は同32.0%とやや鈍い出足になった。

 10月の発着回数は2791回と前年同月に比べて5.0%増えた。内訳は旅客便が1982回(前年同月は1826回)、プライベート機や小型機などを含む「その他」が809回(前年同月は832回)だった。

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