神戸空港、7月の旅客数が前年比5.8%増 前年同月に西日本豪雨で高い伸び

 空港運営会社の関西エアポートグループが23日発表した7月の神戸空港旅客数は、前年同月比5.8%増の28万1004人と高い伸び率だった。前年同月は西日本豪雨や台風などの影響で欠航が相次いだ反動で、全路線の旅客数が前年同月を上回った。特に那覇便と仙台便の伸びが大きく、提供座席数に占める利用者数の割合を示す利用率もともに82%台と高水準だった。

 航空需要は引き続き活発で、このところ神戸空港の旅客数は高水準で推移している。利用率は全路線合計でみても81.0%と、8割超の座席が埋まった形だ。最も便数が多い羽田便の旅客数は前年同月比2.5%増、利用率は82.3%だった。利用率は2歳以下の幼児を含まない有料旅客ベースでの算出。

 7月の発着回数は2575回と前年同月に比べて1.9%増えた。前年同月に欠航が多かった旅客便が1864回と前年同月(1791回)を上回った。半面、プライベート機や小型機などを含む「その他」の航空機の発着回は711回と、前年同月(736回)に比べ減少した。

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