神戸空港、6月の旅客数が前年比1.0%増 日曜多く羽田便は前年比減

 空港運営会社の関西エアポートグループが25日発表した6月の神戸空港旅客数は、前年同月比1.0%増の26万2527人だった。仙台便、茨城便などの高い伸びで、昨年に続いて6月の旅客数としては実質的に開港以来の最高になった。ただ前年同月に比べ日曜日の回数が1回多かったことから、ビジネス客の利用が多い羽田便が前年同月を下回り、全体としての伸び率がやや低めだった。

 旅客数を路線別に見ると、仙台便が前年比8.1%増と大幅に伸びた。茨城便が4.3%増、新千歳便が3.8%増と好調だった。半面、羽田便は2.8%減。路線別では唯一の前年比減だった。もっとも羽田便は、提供座席数に占める利用者数の割合を示す利用率が81.3%と高水準で推移している。

 6月の発着回数は2414回と前年同月(2403回)に比べて微増だった。便数制限のある旅客便は1799回と前年同月(1794回)並み。プライベート機や小型機などを含む「その他」の航空機の発着回も615回と、前年同月(609)比で微増だった。


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