住友ゴム、中国のタイヤ工場で電力すべて再生可能エネに CO2を7割削減
- 2022/01/19
- 20:02
【神戸経済ニュース】住友ゴム工業(5110)は、中国にあるタイヤ工場で使用する電力すべてを再生可能エネルギー由来に切り替えたと発表した。同社は中国の江蘇省常熟経済開発区と、湖南省長沙市の2カ所にタイヤ工場を持ち、両方の工場で購入する電力の全部を再生可能エネルギー由来とした。この結果、2022年に中国の2工場で排出する二酸化炭素(CO2)は、21年に比べ約70%削減できる見込みになった。
さらに両工場では22年下期(7〜12月期)をめどに太陽光発電を導入する計画。再生可能エネルギー由来の電力を安定的に調達できるようにする。需要が伸びて価格が上昇しがちな再生可能エネルギー由来の電力の調達コストを、抑える効果もあるとみられる。
さらに両工場では22年下期(7〜12月期)をめどに太陽光発電を導入する計画。再生可能エネルギー由来の電力を安定的に調達できるようにする。需要が伸びて価格が上昇しがちな再生可能エネルギー由来の電力の調達コストを、抑える効果もあるとみられる。
江蘇省常熟の工場はタイヤを月に7200トン、湖南省長沙市の工場では同2950トン生産する。両工場で生産するタイヤや、国内外に12カ所ある住友ゴムのタイヤ工場で生産する全体(月産6万8800トン)のうち約15%を占める。(写真は江蘇省常熟の工場=住友ゴム提供)
▽関連記事
- 関連記事
-
- 世界初の液化水素運搬船、豪ビクトリア州に到着 現地で到着式典 (2022/01/21)
- 川重、最新型ヘリ「D-3」2機受注 11・12機目はドクターヘリに (2022/01/19)
- 住友ゴム、中国のタイヤ工場で電力すべて再生可能エネに CO2を7割削減 (2022/01/19)
- 石光商事、12月の連結売上高20.0%増 コーヒー・飲料は32.8%増 (2022/01/18)
- 大吟醸「酒かす」で濃厚なレトルトのパスタソース 白鶴酒造 (2022/01/18)
広告
chevron_left
川重、最新型ヘリ「D-3」2機受注 11・12機目はドクターヘリに home
3府県知事、新型コロナ「まん防」要請時の連携確認 兵庫知事「今週中に判断か」
chevron_right