中央卸売市場の法改正対応、改正条例で卸売・仲卸を定義へ 業務運営協議会

 神戸市が7日に開催した中央卸売市場の業務運営協議会では、神戸市が2020年6月に施行される卸売市場法の改正に向けた中央卸売市場に関する条例改正の概略を提示した。改正条例では卸売業者と仲卸業者を定義し、それぞれ「市場の活性化に努めなければならない」と努力義務を課す。法改正で取引のルールなどは市場ごとに決められるようになるが、神戸市が開設する中央卸売市場では引き続き卸売業者と仲卸業者の取引が中心になるこ...

日銀神戸支店、景気判断「緩やかに拡大」据え置き 生産・出荷の表現は弱める 

 日銀神戸支店が7日に発表した11月の金融経済概況では、兵庫県内の景気について基調判断を据え置き、「一部に弱めの動きがみられるものの、基調としては緩やかに拡大している」との見方を8カ月連続で示した。個人消費については、消費税率引き上げに伴う「振れ」を伴いつつも、「緩やかに持ち直している」との見方を維持するなど、分野別の基調判断もおおむね変更しなかった。 ただ、「生産・出荷等の動向」については「横ばい...

ノエビアHDの今期、純利益2期ぶり最高に 高級化粧品などけん引・前期増配

 ノエビアホールディングスは7日、2020年9月期の連結純利益が前期比18%増の85億円になる見通しだと発表した。18年9月期以来2期ぶりに最高益を更新する。高級品シリーズの「スペチアーレ」など、対面販売するカウンセリング化粧品が引き続き好調。セルフ化粧品も順調に推移すると見込む。年間配当金は前期据え置きの200円(中間配なし)を予定する。 売上高は1%増の598億円、営業利益は3%増の123億円になる見通し。7期...

シスメックスが年初来高値 今期予想の下方修正で「出尽くし感」の見方

 7日の東京株式市場ではシスメックス(6869)が反発した。終値は前日比522円(7.00%)高の7977円。一時は8188円まで上昇と8月1日に付けた8017円を上回り、年初来高値を更新した。前日に2020年3月期の連結決算を下方修正。純利益は前期比7%減の385億円になる見通し(従来予想は420億円)と、市場予想の平均である410億円程度を大きく下回る会社予想になった。だが市場では、むしろ「悪材料出尽くし」と受け止められたようだ...

神戸製鋼株が反落 3期ぶり最終赤字に下方修正、目標株価の引き下げも

 7日の東京株式市場では神戸製鋼所(5406)が3営業日ぶりに反落。終値は前日比34円(5.51%)安の583円と、この日の安値に並んで引けた。前日に2020年3月期の連結業績予想を下方修正。最終損益は50億円の赤字(前期は359億円の黒字)と、3期ぶりに最終赤字を計上する見通しになったのを嫌気した売りが断続的に出た。 海外自動車向けや半導体・IT向けの素材で需要が減少。鋼材、アルミ圧延品、銅板条などの需要が弱含んでい...

ワールド株が上場来高値 今期予想の上方修正で値上がり率10位、初値も回復

 7日の東京株式市場ではワールド(3612)が急伸。終値は前日比245円(9.51%)高の2822円と、東証1部の値上がり率ランキングで10位に顔を出した。一時は2847円まで上昇。昨年9月28日の再上場初日に付けた初値(2755円)や、同日に付けた上場来高値(2779円)を上回った。6日大引け後に2020年3月期の連結業績予想(国際会計基準)を上方修正。純利益が前期比33%増の122億円になる見通しと、従来予想の99億円から増益幅が大幅...

神戸市、25歳の「神戸同窓会」を年末に 参加の500人を募集

 神戸市は6日、神戸に縁がある25歳前後の若者が集まる「同窓会」を12月28日にデザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO、神戸市中央区)で開催すると発表した。神戸市内に住み続けている250人と、神戸市から離れて住む250人が参加し、旧交を温めたり、神戸の魅力を語り合ったりする機会を作る。行事の公式サイトを立ち上げ、参加申し込みの受け付けを始めた。実行委員も募集中だ。 神戸市内の中学校または高校を卒業し...

兵庫県の20年度予算、経常・政策的経費の上限6%減に すこやか兵庫枠は減額

 兵庫県が7日発表した2020年度の予算編成方針では、単年度で消費的に支出する「経常経費」や、行政サービスの水準向上などを目的として臨時的に支出する「政策的経費」について、19年度比6%減を上限に各部からの予算要求を受け付けることを示した。6%減は19年度の予算要求時と同水準。18年度予算までは10%減だったが、18年度の収支均衡を受けて緩和した基準を据え置いた。一方で、世界景気の減速が県税収入に影響する可能性...

住友ゴム、今期純利益17%減に下方修正 対ユーロでの円高など逆風

 住友ゴム工業は6日、2019年12月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比17%減の300億円になる見通しだと発表した。従来予想の340億円から下方修正し、減益幅が拡大する。対ユーロでの円高進行など外国為替相場の動向が収益を圧迫する。加えて世界景気の減速に伴い、国内外での新車向けタイヤや、アジアでの市販タイヤの販売想定をやや引き下げた。 売上収益は微増の8950億円、営業利益は14%減の490億円になる見通し。従来予...

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