神戸製鋼株が反落 3期ぶり最終赤字に下方修正、目標株価の引き下げも
- 2019/11/07
- 15:54
7日の東京株式市場では神戸製鋼所(5406)が3営業日ぶりに反落。終値は前日比34円(5.51%)安の583円と、この日の安値に並んで引けた。前日に2020年3月期の連結業績予想を下方修正。最終損益は50億円の赤字(前期は359億円の黒字)と、3期ぶりに最終赤字を計上する見通しになったのを嫌気した売りが断続的に出た。
海外自動車向けや半導体・IT向けの素材で需要が減少。鋼材、アルミ圧延品、銅板条などの需要が弱含んでいるという。野村証券は投資判断で「ニュートラル」を維持しながらも、目標株価を630円から595円に引き下げたと伝わったのも重しになった。神戸鋼の戻りの鈍さを指摘する予想だけに、積極的に押し目を拾う動きも後退したとみられる。
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