神戸製鋼の今期、3期ぶり最終赤字に下方修正 海外車向け需要減など織り込み

 神戸製鋼所は6日、2020年3月期の連結最終損益が50億円の赤字(前期は359億円の黒字)になりそうだと発表した。3期ぶりに最終赤字を計上する。従来予想である100億円の黒字から下方修正した。海外での自動車向け素材や、半導体・IT向け需要が回復しないことなどが逆風になっている。4〜9月期に投資有価証券売却益を特別利益に計上したが、投資有価証券評価損がこれを上回ったのも重荷。 売上高は微減の1兆9700億円、営業...

ヒラキの4〜9月期、純利益37%減 通販・店舗ともに減収

 靴の通販とディスカウント店を運営するヒラキが6日発表した2019年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比37%減の2億2200万円だった。通販、店舗販売ともに販売が伸び悩んで減収になったうえ、通販は配送費用が増加。店舗では飲料やサンダルに夏物衣料と夏物が総じて不振だったという。為替差損の計上が大幅に減少したが、補えなかった。 売上高は4%減の82億円、営業利益は40%減の3億1500万円になった。通販は無料設...

ワールド、10月の既存店売上高12.7%減 駆け込み需要の反動に悪天候で

 ワールドが6日発表した10月の月次動向は、国内既存店舗の小売売上高が前年同月比12.7%減だった。3カ月ぶりに年同月を下回った。この月の前半は消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動で苦戦し、さらに大型台風や豪雨で客足が伸びなかった。特に台風19号の影響で、既存店売上高の集計対象にする店舗およそ1100店が1日以上臨時休業したのが響いた。月末にかけて回復したが、補えなかった。 ブランド別でみると、外国人向け...

ワールド、今期純利益33%増に上方修正 在庫管理強化で値引き販売を抑制

 アパレル大手のワールドは6日、2020年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比33%増の122億円になる見通しだと発表した。従来予想の99億円から上方修正し、増益幅が拡大する。主力のブランド事業では、4〜9月期に在庫管理の強化で値引き販売を抑制し、前期の下半期に続いて採算が改善している。神戸レザークロスを買収したのに伴い、負ののれん発生益も寄与する。国際会計基準の適用後でみて最高益を更新する見通しだ。...

シスメックス、今期一転純利益7%減に下方修正 円高を織り込み、数量想定維持

 シスメックスは6日、2020年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比7%増の385億円になる見通しだと発表した。従来予想の420億円から下方修正し、一転して2期ぶりの減益予想になる。外国為替市場で円相場が、当初の想定よりも円高で推移。同社の売上高の8割を上回る海外収益が目減りする見通しになったのを反映した。 売上高は6%増の3100億円、営業利益は2%減の600億円を見込む。従来予想は3200億円、640億円だった...

TOA株が大幅安 4〜9月期の純利益6%減、値下がり率8位

 6日の東京株式市場では、TOA(6809)が大幅に下落した。終値は前日比96円(7.62%)安の1164円だった。東証1部の値下がり率ランキングで、8位に並んだ。売買高も10万9200株と、前日の2倍以上に増加した。前日に2019年4〜9月期の連結決算を発表。純利益は前年同期比6%減の6億7000万円と減益を嫌気した売りが先行した。収益下振れへの警戒感が浮上しやすかったようだ。 同社株は4〜9月期決算への収益改善期待などを...

(動画)川重、海自向け潜水艦「とうりゅう」命名・進水式 神戸工場

2019/11/06 14:45 動画を追加しました。 川崎重工業は6日、神戸工場(神戸市中央区)の第1船台で海上自衛隊向けに建造中の潜水艦を「とうりゅう」と命名し、進水式を開催した。潜水艦を水中に進水させる「支綱切断」は防衛省の山村浩・海上幕僚長が担当。式典には防衛省の関係者に加え、金花芳則社長ら川重関係者も合わせて約380人が出席した。今後は同工場の西浜岸壁で装備や内装などの工事を進め、21年3月の引き渡しを予定す...

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