「海フェスタ神戸」15日開幕 海に関する行事が盛りだくさん
- 2017/07/12
- 23:50
海に関するさまざまな企画を盛り込んだ「海フェスタ神戸」(主催・海フェスタ実行委員会、事務局・神戸市みなと総局みなと振興部振興課)が15日に開幕する。海フェスタは国土交通省と海や港がある都市と共同で「海の月間」の行事として毎年7月に開催しており、神戸では1986年に始まった「海の祭典」から数えて14年ぶり3回目。今年は神戸開港150年記念事業の一環としても開く。8月6日まで。
19日にホテルオークラ神戸(神戸市中央区)で開催する記念式典と祝賀会を開催する。海フェスタの記念式典には秋篠宮ご夫妻の出席が恒例になっている。今年も秋篠宮ご夫妻は式典に出席し、あわせて「海の総合展」や中央区北野町の異人館などを視察される予定だ。記念式典と祝賀会は海事関係功労者らの表彰も実施する予定で、関係者のみ出席する。
このほか海技教育機構の日本丸(写真=資料)など国内外の帆船8隻や、汽船の練習船3隻が集まる「神戸帆船フェスティバル」を開催。15日には11隻が一斉に神戸港に入港する。天候次第では8隻の帆船がすべて帆走する姿も見られそうだ。16〜17日に実施する船内の一般公開は事前の予約が不要。16日は停泊したま帆を出し入れするセイルドリル、各日夜にはライトアップやイルミネーションの点灯も予定する。
22〜23日に開催する海上保安フェスタや海洋気象観測船などの一般公開も、事前の申し込みなどは不要だ。会期中の最後の土曜日である8月5日には、みなと神戸海上花火大会。今年は開港150年とあって、打ち上げる花火の数を1万5000発に増やす。神戸港に出かける機会が増えれば、改めて海の恩恵や海の安全などについて注目する機会になりそうだ。
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