11月の兵庫県倒産件数、4件減の28件 負債総額91億円・帝国データ

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【神戸経済ニュース】帝国データバンク神戸支店(神戸市中央区)がまとめた兵庫県の11月の倒産件数(負債額1000万円以上の法的整理)は28件と、前年同月に比べて4件減少した。負債総額は91億円で、同23億5200万円と前月の3.9倍に増えた。倒産件数は前年同月と同じで、低水準で推移している。原材料高やエネルギー高の影響を受けながらも、新型コロナウイルスによる行動制限はなく、緩やかに景況感が改善するのを反映した。

 負債総額は21年1月の267億円以来、約2年ぶりの水準を記録した。不動産売買のセントラルシティ(神戸市中央区)が破産し、負債総額が55億円だったのが影響した。倒産の内訳は、清算型の破産が26件、特別清算が2件、民事再生法は2カ月ぶりのゼロだった。会社更生法は発生なし。

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