11月の神戸港、輸出入総額が32.4%増 円安・資源高で6カ月連続1兆円超

20221216貿易統計

【神戸経済ニュース】神戸税関が15日に発表した11月の貿易統計(速報)によると、神戸港を通じた輸出入総額は前年同月比32.4%増の1兆1034億円だった。比較できる1979年以降では、11月としては過去最高。6カ月連続で1兆円を超えた。11月の平均為替レート(税関長レート)は1ドル=146円43銭で、前年同月に比べて32円48銭の円安・ドル高と、大幅な円安水準で推移したのが影響した。資源価格の高止まりもあって、輸出額、輸入額とも11月として過去最高になった。

 輸出額は31.8%増の6643億円で、11月としては過去最高になった。品目別では、米国向けやポーランド向けが増えた「無機化合物」が2.2倍の454億円、米国向けなどが増えた「建設用・鉱山用機械」が38.8%増の496億円、台湾・中国向けが増えた半導体製造装置は67.0%増の300億円などだった。無機化合物と半導体製造装置は過去最高。建設用・鉱山用機械も11月として最高だった。

 輸入額は33.4%増の4390億円で、これも11月としては過去最高。品目別では、中国やチリからが増えた「無機化合物」が2.2倍の361億円、ベトナムや中国からが増えた「衣類および同付属品」が39.2%増の360億円、オーストラリアやインドネシアからが増えた「鉱物性燃料」が93.5%増の6.0倍の201億円などだった。無機化合物と鉱物性燃料の輸入は11月として過去最高になった。

 日本の輸出入総額に占める神戸港のシェアは、前月から横ばいの5.6%だった。

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