10月の兵庫県有効求人倍率1.07倍、2年半ぶり高水準 「持ち直しの動き」維持

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【神戸経済ニュース】厚生労働省の兵庫労働局が29日に発表した10月の兵庫県内の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0.03ポイント低下の1.07倍だった。製造業や宿泊業・飲食サービス業などで求人の伸びが続いた半面、有効求職者数が減少したのが寄与した。有効求人倍率は2020年4月(1.12倍)以来2年半ぶりの水準に上昇した。

 兵庫労働局は足元の雇用情勢について判断を据え置き、「求人が求職を上回るなど、持ち直しの動きがみられる」との見方を5カ月連続で示した。一方で「新型コロナウイルス感染症等が雇用に与える影響に引き続き注意する必要がある」と指摘は維持した。円安や資源高などの影響も見極めたいとしている。

 有効求人数は前月比2.8%増の8万8716件と2か月ぶりに増加した。有効求職者数は0.4%減の8万2644件と5カ月連続で減少した。雇用の先行指標とされる新規求人倍率(季節調整値)は1.90倍と、前月比で0.11ポイント上昇し、20年3月以来の高水準になった。

 原数値でみると新規求人数は前年同月比6.3%増の3万2540人と、13カ月連続で前年同月を上回った。業種別では増加したのが「サービス業(他には分類されない)」が16.3%増、「宿泊業・飲食サービス業」が25.0%増、「卸売業・小売業」が11.8%増など。半面、減少したのは「建設業」が9.0%減、「運輸業・郵便業」が1.4%減などだった。

 厚生労働省が発表した同月分の全国の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.01ポイント上昇の1.35倍だった。10カ月連続の上昇だった。

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