7月の兵庫県倒産件数、5件増の36件 負債総額40億円・帝国データ

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【神戸経済ニュース】帝国データバンク神戸支店(神戸市中央区)がまとめた兵庫県の7月の倒産件数(負債額1000万円以上の法的整理)は36件と、前年同月に比べて5件増加した。負債総額は40億5100万円で、同25億1400万円(164%)増えた。倒産件数は2021年9月以来10カ月ぶりに30件を上回った。企業マインドは回復基調にあるが、急速な円安進行や原燃料高が経営の重し。帝国データは、原燃料高をきっかけとして倒産につながる企業も発生し始めているとみている。

 負債総額は前月比でみると2カ月ぶりの増加だった。倒産の態様別では清算型の破産が32件、特別清算が1件、再建型の民事再生法が3件だった。民事再生法は個人事業主による小規模個人再生だけだった。法人の民事再生は28カ月連続で発生がなく、会社更生法も発生なし。

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