4〜9月の兵庫県倒産件数、14件減の157件 負債総額は2329億円・帝国データ

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【神戸経済ニュース】帝国データバンク神戸支店(神戸市中央区)がまとめた兵庫県の4〜9月期の倒産件数(負債額1000万円以上の法的整理)は157件と、前年同期に比べて14件減少した。負債総額は239億4800万円で、同87億9400万円(58%)増えた。倒産件数は低水準で推移した。ただ負債総額56億円のFELICE、同21億円の映機工業、同20億円のウエシマコーヒーフーズなど比較的大型の倒産があったのが影響した。

 6カ月の半期ごとに見ると、倒産件数は2019年10月〜20年3月期以来5半期ぶりの増加だった。負債総額は20年10月〜21年3月以来の高い水準になった。倒産の態様別では破産が140件で全体の89.2%。特別清算の6件と合わせた精算型146件だった。再建型の民事再生法は11件になったが、すべて個人事業者による小規模個人再生だった。

 同時に発表した9月の倒産件数は27件と、前年同月に比べて11件減少した。負債総額は64億9500万円で、同39億6100万円(56%)増加した。倒産件数は2カ月連続で前年同月を下回った。

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