大和証券、神戸支店で約5000件の顧客情報を紛失 誤って廃棄か

 大和証券グループ本社傘下の大和証券は23日、神戸支店(神戸市中央区)で5132件の個人情報を紛失したと発表した。紛失したのは同社に口座を持つ顧客の書類や伝票などの書類で、1990年から2009年にかけて作成したもの。氏名や口座番号、電話番号、取引印、取引内容などが記載されていたという。

 誤って廃棄し、溶解処理した可能性が高いという。このため外部に情報が漏れた可能性は低く、現在までに関連するとみられる不審な問い合わせなどもないとしている。同社は保存期限を定めて書類を管理し、期限を過ぎたものから順次処分しているが、2014年6月に神戸支店で書類を整理した際に、本来は残す書類の一部も処理したとみられる。

 同社は発表資料に「今回の事態を重く受け止め、お客様の情報管理を一層徹底して、再発防止に努めてまいります」とのコメントを記載した。

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