(動画)神戸電鉄、メモリアルトレイン第2弾の出発式 「昭和レトロ」道場南口



 神戸電鉄は22日、鉄道開業90周年を記念したメモリアルトレイン第2弾「昭和レトロトレイン」の出発式を開催した。道場南口駅近くにある車両留置施設(神戸市北区)を一般に開放し、多くの家族づれや鉄道ファンが集まった。正午すぎに同社の畑栄一鉄道本部副本部長と神戸電鉄親善大使の女性2人によるテープカットとともに、昭和時代の1960〜80年ごろに活躍したオレンジとシルバーグレーの塗装を復刻した電車が出発。事前に申し込んだ約120人を乗せて「行き先非公開」の旅に出た。

 出発式に合わせ同日午前に開催した「昭和レトロミニフェスタ」では、予定した午前10時までに多くの人が並んだことから5分早く開場した。5月にデビューした第1弾のメモリアルトレインは内部を冷房が効いた休憩室として使用。このほか飲み物の販売したり、神戸電鉄の社員が断続的に打ち水したりと、暑さ対策には力を入れた。会場ではSUBARU360などのレトロカーや、昭和時代の沿線の写真などを展示したほか、北神急行電鉄のキャラクター北神弓子らが鉄道グッズを販売した。

 会場になった車両留置施設は、トレインフェスティバルなどで開放する機会がある鈴蘭台車両基地(神戸市北区)や見津車庫(同西区)と異なり、一般に開放する機会がほとんどない。展示された電車やレトロカー、バスなどのほか、普段は見られない保守用の車両などを間近で見て、撮影するファンの姿もあった。

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