FC2ブログ

神戸電鉄、鉄道開業90周年のメモリアルトレイン出発式 50年代の塗装を復刻


 神戸電鉄は19日、鉄道開業90周年を記念した「メモリアルトレイン」の出発式を、谷上駅(神戸市北区)で開催した。1928年に神戸有馬電気鉄道として湊川〜有馬温泉が開通して以来、11月28日で90周年を迎えるのを記念して、薄い緑色とグレーの2色に塗り分けた1950〜60年代の塗装(動画)を復刻した。出発式では鉄道事業本部の頃安孝雄副本部長があいさつし、「7月にはオレンジとグレーに塗装した、1960〜80年代にかけて活躍した車両も(復刻)デビューする」と説明した。

 メモリアルトレインは以前の塗装を復活させたほか、車内では神戸電鉄の歴史がわかる写真や年表などを掲示した「90年の歴史展」も実施。この日は車内に、電車に方向表示幕を設置するまで使われた「行き先表示板」(写真)も展示した。電車は正午に谷上駅を出発。岡場駅までを往復する特別運転には当日、谷上駅に集まった120人が参加した。先着順で参加できたこともあり、最も早い参加者は午前7時台に谷上駅に到着したという。

20180519神戸電鉄の行き先表示板

 神戸電鉄は沿線住民の減少や高齢化などで、運輸業の収益が伸び悩んでいる。ただ足元では、「有馬・六甲周遊1dayパス」など企画乗車券の販売や、英語の車内放送を始めるなど、訪日客の取り込みも狙った取り組みを始めている。一方で、グループの食品スーパーでは「90円均一祭」を開催するなと、鉄道以外でも90周年記念のイベントを企画。一連の行事をきっかけに、改めて神戸内外の関心を神戸電鉄に振り向けて、乗客数の増加につなげたい考えだ。

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

神戸経済ニュース twitter

神戸経済ニュースについて

kobekeizai

Author:kobekeizai
神戸市域の景気・企業・金融・経済政策などにまつわる話題を随時お伝えします。すべての記事が書き下ろしです。詳しくはこちら。

広告

天気予報