シン・エナジー、関西で8月検針分から値下げ 豪雨の被災対応も発表

 新電力のシン・エナジー(旧洸陽電機、神戸市中央区)は関西地区で、低圧電力を8月1日検針分から値下げすると発表した。関西電力が7月に値下げしたのに対抗し、さらなる電力料金の割安感を訴えることで契約数の増加をねらう。値下げの比率は契約の形態によって異なるが、最も顧客数が多い「きほんプラン」では3.2%値下げする。

 きほんプランでは、これまでは関西電力に比べて4.8%安くなる計算だったが、今後は6.2%安くなる見込みで割安感が増す。このほか「プランB」「低圧動力ワイド」のほか法人向けの各プランも値下げする。「生活フィットプラン」は今回の値下げ対象ではないが、関西電力が7月に実施した燃料調整費を下げたのに合わせた値下げを既に実施。このため全プランで値下げを実施したという。

 西日本での豪雨で被災した利用者への対応を12日に発表した。地域の大手電力会社と連携し、同等の対応を実施する。被災者が多かった中国電力の地域では、電気料金の支払期日延長、被災によって電気を使わなかった際の料金免除、電気を廃止した際の工事費負担金免除などを実施する。

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