六甲バターが急伸 値上げ期待やTOPIXへの組み入れ増で

 9日の東京株式市場では六甲バター(2266)株が急伸。終値は前週末比191円(8.22%)高の2516円と、東証1部の値上がり率ランキングで6位に顔を出した。大引け間際には2520円まで上昇する場面もあった。製品価格の値上げによる採算改善を手掛かりに雪印メグ(2270)が買われたのをきっかけに、値上げが各社に波及するのとの見方から、乳製品の関連銘柄を物色する流れに乗ったとみられる。

 6日には東証が、東証株価指数(TOPIX)採用銘柄で流動性の低い銘柄の組み入れを抑制する「調整係数」を適用する銘柄を見直したと発表したのも買い材料視されたもよう。六甲バター株は27日付で調整係数の適用を解除することから、TOPIXに占める比率が上昇。このため指数連動型で運用する機関投資家の買いが入るとの期待感が広がりやすかったようだ。

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