スタジオアタオの今期、純利益16%増に 増収効果も無配は継続へ
- 2018/04/11
- 17:06
バッグや財布などを企画・販売するスタジオアタオは11日、2019年2月期の連結純利益が前期比16%増の4億1500万円になりそうだと発表した。店舗とネット通販の販売がともに伸び、増収効果で利益も伸びる。減損損失などの計上も前期で一巡するもよう。一方で、今期も無配を継続する計画とした。
売上高は12%増の38億円、営業利益は9%増の6億円になる見通しだ。インターネットをきっかけとして顧客を店舗に誘導する「O to O」を強化するという。来店客数の増加による増収を見込んでいるようだ。流行に左右されず、定番商品の人気を高める商品作りを継続するとしている。
同時に発表した18年3月期の連結決算は、純利益が前の期比18%増の3億5900万円だった。同社が日本国内で展開する伊ブランド「ロベルタ・ディ・カメリーノ」で減損損失などが発生したことに加え、IANNE(イアンヌ)銀座店の移転費用も合わせて5198万円を特別損失として計上したが、増収効果で吸収した。売上高は20%増の34億円、営業利益は29%増の5億5200万円だった。
- 関連記事
-
- MORESCOの今期、純利益5%増に 特殊潤滑油など伸び5円増配へ (2018/04/12)
- スタジオアタオ株が急落、年初来安値 今期の増益率鈍化を嫌気 (2018/04/12)
- スタジオアタオの今期、純利益16%増に 増収効果も無配は継続へ (2018/04/11)
- フェリシモ株が大幅安、今期減益の見通しで ドーン株は急反発 (2018/04/10)
- 六甲バターが急伸 値上げ期待やTOPIXへの組み入れ増で (2018/04/09)
広告