フェリシモ株が大幅安、今期減益の見通しで ドーン株は急反発

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 10日の東京株式市場ではフェリシモ(3396)が3日続落。終値は前日比110円(7.91%)安の1280円と大幅安になった。東証1部の値下がり率ランキングで8位に顔を出した。前日大引け後に、2019年2月期の連結純利益が前期比43%減の5億6300万円になる見通しを発表。大幅な減益予想を嫌気した売りが膨らんだもようだ。

 フェリシモは約45億円を投入して神戸市中央区に新本社を建設する計画だ。20年9月から新本社での業務を始める予定。建設費用など資金需要が膨らむとみられる中、財務面での不透明感を意識した動きも出やすいといった指摘もあった。

 一方、ドーン(2303)は急反発。終値は前日比179円(11.62%)高の1719円と、東証ジャスダックの値上がり率ランキングで6位になった。同社は前日17年6月〜18年2月期の単独税引き利益が前年同期比59%増の7100万円だったと発表していた。大幅な増益や、原価率の低下による収益性の改善などが好感されたようだ。

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