島田Bリーグチェア「神戸のアリーナ席巻するのでは」 関西は1万人規模が少数で

20240329島田慎二氏

【神戸経済ニュース】男子バスケBリーグを運営するジャパン・プロフェッショナルバスケットボールリーグ(Bリーグ)の島田慎二代表理事CEO(最高経営責任者、チェアマン、1枚目の写真)は28日に神戸市内で記者会見し、「関西には1万人規模のアリーナが少ないため、音楽ライブなどさまざまな興行も可能で、神戸のアリーナが当面の間、席巻するのでは」と2025年4月に開業するGLION ARENA KOBE(ジーライオンアリーナ神戸)の将来性への期待を述べた。島田チェアマンは建設中の同アリーナを視察した感想として語った。

 この日は島田氏が、2026年に予定している新Bリーグの基準改定「B.革新」について神戸を地元とする報道機関などに改めて説明。そのうえでジーライオンアリーナ神戸を本拠地にする予定のBリーグ(B2)神戸ストークスの運営会社とアリーナの運営会社の社長を兼務する、スマートバリュー(9417)の渋谷順社長が26年の新基準導入とともに新B1に参入する意向を改めて表明した。現在は観客動員数の新基準をクリアするために「とにかく見てもらう必要がある」(渋谷氏)と、招待券などの配布を増やしているという。

20240329ストークス会見

 島田氏は「アリーナの完成はチームを一変させるほどの力を持つ」と、ジーライオンアリーナ神戸の完成をきっかけとした神戸ストークスの躍進にも期待した。渋谷氏が、Bリーグ最終戦や国際試合などを神戸に誘致したいと話すと、「Bリーグのイベントは公募しているため競争は激しいが、ぜひ(神戸で)やりたい」と応じた。このやりとりを見ていた神戸観光局の尾山基会長(アシックス相談役)は拍手し、国際試合などを歓迎する意向を示していた。

 記者会見には神戸市の久元喜造市長と兵庫県の斎藤元彦知事も合流。チームの活躍とへの期待を語った。(2枚目の写真は右から渋谷氏、島田氏、久元氏、斎藤氏、尾山氏)

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