久元神戸市長「公園のバスケゴールも増やす」 神戸市と神戸ストークスが連携協定

20231028バスケ連携協定

【神戸経済ニュース】神戸市と、今季から神戸市を本拠地として活動を始めたプロバスケットボールBリーグ2部の神戸ストークスは28日、スポーツの振興や湾岸地区の活性化などを目的とした包括連携協定を結んだ。ワールド記念ホール(神戸市中央区)で同日開催した、神戸市でのホームゲームとしては第2戦になる神戸ストークスの試合前に、締結式を開催。神戸市の久元喜造市長(写真中)とチーム運営会社の北村正輝社長(同右)らが出席した。

 連携協定には、「スポーツの振興、競技力の向上」「文化とスポーツの融合による新たな価値の創造」「青少年の健全育成、高齢者・障害者支援」「地域活性化・地域課題解決」「市政情報の発信やシティープロモーション」「環境保全」に共同で取り組むことを盛り込んだ。高齢者向けに社会参画する機会を創出する「KOBEシニア元気ポイント」の制度を通じて、高齢者のボランティアによる試合運営への協力も始まった。

 あいさつした久元市長は、神戸ストークスの本拠地として2025年春に湾岸地域の新港第2突堤で開業を予定する「『神戸アリーナ』の建設工事も順調に進んでいる」と説明。「神戸ストークスのみなさん、神戸を本拠地として大活躍をしてください」と選手らに呼びかけた。そのうえで「神戸市は公園のバスケットゴールもどんどん増やしていきます。バスケットボールで神戸を盛り上げていきましょう」と観客らにも語った。

 運営会社の北村社長はあいさつで、「食やジャズをはじめとする神戸の文化とバスケットボールを融合させながら、新しい価値を県内外に発信していきたい」と述べ、神戸ストークスの浸透に改めて意欲を示した。加えて、子供らにバスケットボールやチアダンスを教える「アカデミー事業にも力を入れる」と強調。「もっと街に出て、(多くの人が)バスケットボールやチアダンスに触れる機会を創出していきたい」と力を込めていた。

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