神戸市議会が閉幕 久元市長「人口減少時代にふさわしい都市へ政策実行」

【神戸経済ニュース】神戸市議会の2月議会(2024年第1回定例市会2月議会)が26日、すべての日程を終えて閉幕した。久元喜造市長は本会議場であいさつし、「人口減少時代にふさわしい都市の実現に向けた政策を積極的かつ着実に実行し、海と山がはぐくむグローバル貢献都市の実現に向け、全力を尽くす」と述べた。今回の議会では2024年度の予算案と、一体的に運用する予定の23年度2月補正予算案などが成立した。

 久元市長は24年度予算に盛り込んだ施策の視点として「防災力の向上や医療の充実により市民の暮らしと安全を守る」「子育て環境や地域社会の変化に対応したゆとりある暮らしの提供により、人間らしい温かい街を作る」「市民が誇りを持って住み続けたいと感じることができる、持続可能な神戸を作る」「神戸で働き、多くの人でにぎわう活気と魅力あふれる神戸を作る」「神戸空港の国際化に向けた取り組みにより、新しい国際都市神戸をつくる」「最新テクノロジーを駆使した市民サービスの向上を図り、DX(デジタルトランスフォーメーション)の活用による参画を進める」と改めて6項目を掲げて説明した。

 議決が必要な議案の審議はすべて前日までに終え、最終日である26日は幅広く市政に関する議員の質問に市長らが答える一般質問を実施。自民の大野洋平氏と坊池正氏、維新の川口賢氏と三木慎二郎氏、公明の細谷典功氏、共産の朝倉越子氏、こうべ未来の川内清尚氏が質問した。24年の第1回定例市会は5月9〜29日に5月議会を予定している。

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