兵庫県、11日から宿泊割引を全国版に移行 政府の「全国旅行支援」開始で

20221002全国旅行支援

【神戸経済ニュース】政府が「全国旅行支援」を11日から開始するのを受けて、兵庫県は同県と近隣府県の住民向けに実施している宿泊割引「ふるさと応援!ひょうごを旅しようキャンペーン」の制度を改める。宿泊や旅行代金の割引率、上限額などを観光庁が示した内容に変更したうえで、日本国内の在住者なら住所地を問わずに利用できるようにする。既存の予約についてはキャンペーンの適用前後の価格を比較したうえで、宿泊施設や旅行会社など旅行の販売者と、利用者の双方が合意した場合に適用する。

 国の支援事業として観光庁が示したのは「割引率40%」、上限額は「交通付旅行商品」が1泊あたり8000円、それ以外を5000円とした。交通付旅行商品とは、航空機を利用する旅行商品、特急や新幹線など乗車券以外の料金が必要な鉄道を片道50キロメートル以上利用、内航航路は発着する港間の直線距離が片道50キロメートル以上(離島航路すべて対象)などと定義した。クーポン券は平日の旅行で3000円、休日の旅行で1000円を配布する。宿泊については宿泊日と翌日がともに休日(土日祝)の場合に「休日」とあつかう。

 キャンペーン向けに販売する旅行や宿泊プランが対象。キャンペーンに参加している宿泊施設や、旅行会社(ネット専業旅行会社も含む)で予約・購入する必要がある。新型コロナウイルスを巡っては、兵庫県の重症病床使用率が35%を超えて、感染が急激に拡大する状況になれば新規予約の受け付けを兵庫県が判断。まん延防止等重点地域や緊急事態宣言が適用された場合はキャンペーンの利用を停止する。9月30日までとしていた宿泊割引は10日(11日チェックアウト分)まで延長した。

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