みなと銀、野村不HDにサステナ融資の第1号 コベックにはグリーンローン

【神戸経済ニュース】りそなホールディングス(8308)傘下のみなと銀行は9月30日、野村不動産ホールディングス(3231)に対して、環境や社会、経済に対する「サステナビリティ戦略」に関する目標の達成状況に応じて金利などの条件が変わる融資「サステナビリティ・リンク・ローン」(サステナ融資)を実行したと発表した。貸付金額は10億円、期間は8年。みなと銀行としてはサステナ融資の第1号になった。

 野村不HDはグループで、サステナビリティ戦略の一環として温暖化ガス排出量を2030年までに35%削減(19年度比)する目標を定めた。みなと銀は温暖化ガスの削減率を融資の期限までに毎年1回ずつ確認し、最終的な目標に向けた達成状況に融資の条件を連動させる。資金の使途は特に限定していない。

 野村不HDは設定した目標について、自社の成長と、持続可能な社会の実現への貢献を同時に実現するために合理的であるとのセカンドオピニオン(第3者機関から見た意見書)を格付投資情報センター(R&I、東京都千代田区)から取得した。R&Iは今後も年1回の野村不HDによる報告のレビュー(検証)を担当する。

 みなと銀は同日、廃棄物を発酵させてメタンガスを製造する特別目的会社のコベック(神戸市兵庫区)に協調融資で総額32億4500万円を、資金使途を環境に配慮した事業に限定する「グリーンローン」として融資する契約を結んだとも発表した。融資期間は22年6カ月。アレンジャーはみなと銀が務め、参加した金融機関は商工中金、山陰合同銀行(8381)、日新信用金庫(神戸市中央区)、神戸信用金庫(同)。コベックは神戸環境クリエート(神戸市長田区)と、神戸鋼(5406)傘下の神鋼環境ソリューションが共同で出資して4月に設立した。

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