神戸ルミナリエは2年連続で中止 密集回避で代替行事を検討へ



 兵庫県や神戸市、神戸商工会議所などで構成する神戸ルミナリエ組織委員会は22日、例年12月に開催している「神戸ルミナリエ」を2021年は中止すると発表した。多くの人が集まる密集が避けられないとして、昨年に続いて2年連続で中止を決めた。ワクチンの接種が進んでも、安心して開催できる状況ではないと判断した。組織委員会は代替行事を検討する。

 神戸ルミナリエは会期中の10日間ほどに約300万人を超す見物客が訪れる。会場の混雑を考慮すると、効果的な新型コロナウイルスの感染症対策が難しい。さらに、ルミナリエの作品を制作するイタリア人の職人が日本に入国できるか昨年に続き不透明だ。作品の制作を発注したあとに行事を中止した場合、多額のキャンセル料が発生しかねないことも考慮した。

 神戸ルミナリエ組織委員会と同実行委員会の合同会議を例年5月に開催し、決算見込みと開催の有無を検討してきた。だが今年は関係者が会議室に集まる会議を実施できなかったことから、書面評決によって今年の開催中止を決めた。加えて昨年も神戸ルミナリエの事業を実施しなかったため、決算見込みの公表も見送った。

 20年は代替行事として、神戸市が保管しているドーム型の作品「カッサアルモニカ」と、復興を願って点けられている「1.17希望の灯り」を装飾する「希望のアーチ」の2点だけを展示した(動画)。今回も密集を回避しながら、鎮魂のための行事を検討する。

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