神戸ルミナリエ制作者が作品寄贈 「1.17希望の光」を装飾・12月4日から展示へ
- 2020/11/27
- 20:19
神戸ルミナリエ組織委員会は27日、昨年の神戸ルミナリエでディレクターを務めた照明デザイナーのダニエル・モンテベルデ氏と、イタリアのルミナリエ制作会社「デ・カーニャ」(プーリア州)から作品の寄贈を受けることが決まったと発表した。東遊園地の「1.17希望の灯り」を装飾する作品で、高さ約4.7メートル、幅約2.8メートルだ(写真=組織委提供)。頭頂部には神戸市の市章をモチーフにしたデザインを取り込んだ。12月4日に始まる神戸ルミナリエの代替行事で展示する。
作品名は「希望のアーチ」。今年の神戸ルミナリエは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて開催を断念した。だが「ルミナリエでつながってきた神戸のみなさんの『絆』が途絶えることはないように」と、モンテベルデ氏とデ・カーニャ社が話し合って、組織委に寄贈を申し出たという。とりわけ神戸ルミナリエを開催するきっかけになった、阪神淡路大震災を象徴する「1.17希望の灯り」を装飾することで、神戸ルミナリエの意義を再確認できるようにした。
代替行事の期間中である12月4〜13日に、ドーム型のカッサアルモニカとともに、東遊園地に展示する。点灯時間は薄暮前〜午後9時までを予定するが、混雑状況をみて「密」と判断すれば時間前でも消灯する。作品の制作費はデ・カーニャ社が負担。同社の工房で作った作品について、輸送・通関費用はモンテベルデ氏側で負担したという。12月1日には神戸市役所で、東京在住のモンテベルデ氏と久元喜造市長が出席して贈呈式を開催する予定だ。
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