今年の「神戸ルミナリエ」は中止 密集・密接状態を回避、代替行事を検討

20191215ルミナリエ遠景

 兵庫県や神戸市、神戸商工会議所などで構成する神戸ルミナリエ組織委員会は17日、例年12月に開催している「神戸ルミナリエ」を2020年は中止すると発表した。会期中の10日間ほどに約350万人の見物客が訪れるなど、多くの人が集まることで密集・密接状態が避けられず、効果的な新型コロナウイルスの感染症対策が難しいと判断した。神戸ルミナリエが開催されないのは1995年の初回以来初めて。(写真は東遊園地=神戸市中央区=に展示した19年12月の神戸ルミナリエ)

 規模を縮小して開催したとしても混雑を引き起こすことが想定されることから、やはり感染防止対策が難しいという。さらにルミナリエの作品を制作するイタリア人の職人が日本に入国できるかが現時点で不透明。作品の制作を発注したあとに行事を中止した場合、多額のキャンセル料が発生することも考慮した。

 密集・密接・密閉の「3密」を回避しながら阪神淡路大震災での犠牲者の鎮魂になる、代替の行事を神戸ルミナリエ組織委員会で検討するという。

 同時に、昨年末に開催した前回の神戸ルミナリエは単年度で約4000万円の黒字になったとの決算見込みを発表した。収入は5億6500万円で、このうち1億9500万円が兵庫県と神戸市からの補助金(ふるさと納税による寄付を含む)だった。企業協賛金は215社(18年は196社)から1億8700万円を集めた。一方、支出は5億2500万円。このうち作品製作費は1億5400万円で、警備費は1億4000万円だった。

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