4月の神戸港、輸出入総額が同月最高の8093億円 輸出入とも高水準

20210520貿易統計

 神戸税関が20日に発表した4月の貿易統計(速報)によると、神戸港を通じた輸出入総額は前年同月比17.8%増の8093億円だった。3カ月連続で前年同月を上回り、新型コロナの感染拡大前の水準も越え、比較できる1979年以降で4月としては過去最高額を記録した。米国向けの建設機械・鉱山機械に加え、中国向けの半導体製造装置の輸出が目立って増えた。輸入額も4月としては過去最高と伸びた。

 輸出額は前年同月比23.1%増の5127億円だった。米国、ロシア、オーストラリアなどへの建設用・鉱山用機械が41.2%増の349億円と前月に続く高水準。中国、ベトナム、台湾など向けの半導体製造装置も47.4%増の150億円と大幅に増えた。建設用・鉱山用機械と半導体製造装置はともに4月としては最高。中国やポーランド向けが増えたプラスチックは17.7%増の373億円と過去最高になった。中国向けの輸出は4月として過去最高になった。

 輸入額は前年同月比9.7%増の2966億円になった。イタリアやルーマニアなどからの加熱式も含むたばこは、54.4%増の258億円と、4月としては最高だった。中国やマレーシアなどからの衣類および同付属品は、22.8%増の220億円と増加が目立った。半面、半導体等電子部品は61.7%減の8億8000万円に落ち込んだ。

 4月の平均為替レートは1ドル=109円56銭と、前年同月に比べ1円ちょうどの円安・ドル高だった。全国の輸出入総額に占める神戸港のシェアは、前月比0.1%低下の5.7%になった。

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