神戸市と神姫バス、三宮〜新港町に通勤用バスを共同運行 4月1日から
- 2021/03/18
- 02:56
神戸市と神姫バスは4月1日から、三宮と再開発が進む新港町を結ぶ新たな通勤用の路線バスを共同運行する。新港第1突堤の付け根(基部)再開発では通販大手フェリシモ本社ビルなどオフィスビルの開業が相次いでいる。さらに2023年以降に大型のマンションが2棟完成する予定。新港町で働く人や、新港町に住む人の通勤の足をバスの新路線で確保する。平日の午前7〜9時台に、神姫バスと神戸市交通局が交互に10本の循環バスを運転する計画だ(時刻表=神戸市提供)。
神戸市は新路線の開設について11日に開いた久元喜造市長の定例記者会見で発表していたが、詳しい経緯を17日の「第5回都心〜ウォーターフロント間における連節バス等運行に関する協議会」で明らかにした。三宮駅前のバス停は朝の時間帯にポートアイランド行きのバスで混雑することから、新港町行き新路線のバス停について神姫バスが神戸市交通局に相談。共同運行にすることで神姫バスと神戸市バスの停留所を共有できるようになり、結果的に便数も増やせたという。
午前9時を回ると連節バス「ポートループ」が三宮と新港町を結ぶことから、朝の通勤時間帯だけをカバーする路線が必要と判断した。土曜、日曜、祝日は運転しない。通常の路線バスの車両を使用し、運賃は210円。神戸市バスの210円均一区間(普通区)のIC定期券を使って乗ることもできる。
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